パキラ激震!!
「勝負ですわ!」
パキラは
ムン!と、たわわな胸を張り出しながら
りるる 達3人を指さした
「へっ?勝負?」
しかし、その思わぬ挑戦に りるる は鳩が豆鉄砲を食らったかの様に、そう答えるしか無かった。
しかし、その空気の読めない パキラ はマイワールドの中におりそんな様子を気にも止めず
「そう、勝負ですわ!、体育の授業。それで、りりるさん、あなたとその子分達との優劣を競う!。そう、これこそ美学ですわ。そして世界を目指すのですわ!」
と自信満々に言い放って来た
が、りるる は
「勝負って、それに世界って……」
と、苦笑を漏らし
シナモンも続け様に
「そうだ、体育の授業で世界を目指せるかっ!!。そもそも何の大会目指すんだ!?」
とツッコミを入れた。
だか、パキラには涼しい顔でそれらを受け流し、
「あら?、そんな志しでメイドとして王家に仕える積もりなんですの?。まぁまぁ、片腹の痛い事ですわ、ちゃんちゃらおかしな、お話しですわ、全くやれやれですわ」
と、煽りを入れ不敵な笑みを浮かべながら、チラリと、りるる を一瞥した
💢💢
そのパキラの言動は りりる と シナモン 達はカチンとし流石に苛立ちを覚え
まずは りるる が
「いいでしょう!、パキラさん、その勝負乗りましたわ!」
とパキラに言い放ち
続けて シナモン が
「おう!、受けて立ってやるゼ!」
とまくし立てた。
まさにこれが 売り言葉に買い言葉 な展開である!
そう、そして、この状況は正しくパキラの思う壷な展開であり
パキラは二人に ニヤリとした目を向け 嘲笑しながら
「まぁ、貴女達では役不足ですけれどもね。何処まで頑張れる事やら……やれやれですわ。」
と、パキラは余裕を見せ付けながら、更に りりる と シナモン 達の気持ちを逆撫でて来た。
「なんなのあの人💢……」
「あの、なんちゃって貴族、絶対に倒しちゃる💢」
そのパキラ態度は更に りりる と シナモンを逆上させた。
しかし、そんな中、みなな は一人で冷静だった。
それは、パキラのその挑発的な言動よりもかなり気になる事があったからだった。
だからついに口を開き
「でも、お前、仲間居ないのだ。一人ではチームは組めないのだ。」
そう言うと
パキラはキッと みなな を睨みつけながら
「貴女、わんころのクセに生意気ね。」
そう言うと
「まぁ、貴女は りるるチームのオマケでマスコットキャラぐらいが関の山ですわね。足手纏いには成らない様になさい」
と みなな に言い捨てた。
が、みなな はパキラの言葉などどこ吹く風な様子で
「いや、お前、みなな よりも走るの大変だろ?」
と、意外にも強い態度でパキラに言い返し
更に
「その、でっかいダブルスイカおっぱいは走るのにきっと、もの凄く邪魔になるのだ!!」
付け加えた
すると、その みなな の思わぬ強気な発動に パキラ だけでは無く、りりる や シナモン その他の生徒達にも電流の如く激震が走り、その場の全員が息を呑み驚愕をさせられた。
そう、特に最後のひと言、それはまさに パキラ に取っては、とどめのひと言であった………。
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