ざ・らいばる!/接触篇
その日、メイド学校の授業は国語から始まり、その次は体育の授業となっていた。
生徒達はみな更衣室に入り制服から運動着への着替えを始めていた。
その時、不意にシナモンが
「あのさ、ここメイドに成るための学校だろ?。なんでそこに体育が授業に入っているんだろうな?」
と疑問を口にした。
すると りるる はそのシナモンの問いに対して
「メイドっての仕事って多分だけど、体力いるとおもうよ。だからじゃない?」
と、シナモンへ返し
シナモンは
「そりゃあ、そうなんだろうけど……」
それでもなぜか、腑に落ちない気持ちを言葉にして、りるる へ返して来た
するとそこへ
みなな も続け様に
「そうなのだ!メイドさんは体力勝負なのだ!」
と、腕を高く突き上げながら、ただただその場の勢いで気合いの込もった声をあげた。
しかし、 当のシナモンはそれに苦笑を浮かべながら。
『確かにそうなんだけど、二人とも私が言いたいこと事からは思いっきりズレてるんだよね……』
と、心の中で呟いていた。
その時、そんな3人の許へツカツカと靴音を鳴らしながら近づく者の姿があった。
パキラである。
「やれやれですわね。仲良しのお三方は非常にお気楽でいらっしゃられて。」
突如として りるる 達の前に現れその上で皮肉らしき事を言ってきた、パキラ。
だか、その登場は、りるる達には余りにも突如すぎ、尚かつ挑発気味な態度とその言葉からである。りるる達は思わぬ出来事に困惑の色を隠せずにいた。
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