第14話 愛の暴走と反省

毎日彼は出逢った頃と同じくらい

いや、それ以上に愛を伝えてくれていた


ある日彼の中で一瞬、愛情が暴走した


詳しくは書けないが、ビデオ通話をして

初めて互いのオフの姿が見える状態で会話をした日があった


すっぴんに眼鏡姿で恥ずかしかったのを覚えている


通話を終えた頃には日付も変わっていて、

その日の朝驚くほど自己反省の文章が届いていた


彼は物凄く申し訳なさそうな言葉、自分は私を幸せにできる自信がない

というようなメッセージを送ってきていた


私はビデオ通話で話したことに微塵も不快に感じたことがなかったため

驚きしかなかった


「恋人って一緒に成長するものじゃないかな」


私はただ「この人の側に居たい」という気持ちで送っていた

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