短いお話を書いていきます

るか

君の事を想わせてください。

俺には好きな人が居る。


でもその人には好きな人がいるらしい…


きっと僕じゃない。


分かってる…分かってるのに期待してしまう俺は愚かなのかもしれない。


「あれ?こんなところに居たんだ!!」


そう声を掛けてきたのは俺の想い人…好きな人だ。


「こんなところで何してるの?」


『別に…お前はこんな所で何しに?』


「君を探してたの!一緒に帰ろうと思ってさ」


『別に1人で帰れるだろ?w』


「いいじゃん!一緒に帰ろ?」


『別にいいけどさw』


なんて答える。


「やった!あ!寄り道して帰ろ〜!!」


『寄り道ってwまぁ寄り道していくかw』


「やった!まじ優しすぎ!!」


なんて言う君…


俺の気持ちも知らないで…なんて言わないけど…


少しでも意識してくれたらいいのにな…なんて思いながら今日も君の隣を歩く。



END.

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