◆メロン+クリーム+ソーダ(from クラスの訳あり女子の悩みを溶かしたら、甘々彼女になった。)


どうせ、メロンソーダに

アイスクリームのせただけでしょ?

そう思っていたのに


目の前で無造作に食べて

幸せそうな顔しちゃってさ

そんな顔をさせた飲み物に

私はヤキモチを妬くけれど


「一緒だから、いつもより美味しいね」

って、今そんなこと言うの

本当にズルい


泡が弾けて

アイスが溶けて

全部混ざって

きっと私も同じ笑顔スマイル

微炭酸な刺激につられて

このまま終わらないで?

無意識に祈る


クッキーを久しぶりに焼いたの

過去トラウマに囚われていたから

誰かのために焼きたいって

そう思えたの、本当に久しぶり


君の特別が

私だけって

知ってしまった日から


もっと欲しい

この衝動、抑えられない


「誰にもあげないよ」


泡が弾けて

アイスが溶けて

全部混ざって

幸せを包み込むよう

微炭酸な刺激が終わらないけど

どうしたら良い?


泡が弾けて

微炭酸の刺激が

喉元を通り過ぎてなお

それでも飽きない

そんな幸せが

私を包み込むの


泡が弾けて

アイスが溶けて

全部混ざって

それでも足りない

まだ足りないの


大好きだよ

あなたが私の心を

溶かしてくれたから

だから

私は笑えるの


「大好きだよ」


泡が弾けて

微炭酸の刺激が

喉元を通り過ぎてなお

それでも飽きない

そんな幸せが

私を包み込むの


今も泡が弾けて

微炭酸の刺激が

私を麻痺させるから。


「離さないで」


今も泡が弾けて

微炭酸の刺激が――。




微炭酸の刺激、が。




✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩


クラスの訳あり女子の悩みを溶かしたら、甘々彼女になった。

あすれい先生著

https://kakuyomu.jp/works/16817330664710282058


【あらすじ(作品ページより引用】


高校1年生のクラスで浮いている2人がお互いの悩みによって急接近!


そんな二人が手を取り合って成長していく物語。



最初はシリアスですが、交際スタート後はひたすらイチャラブする甘々展開に!


ほんわかと優しい世界を目指します。安心してご覧くださいませ。



【登場人物】

[高原涼]

自分に自信が持てずに人との関わりを持てずにいた筋金入りのぼっち。栞との出会いで自信をつけて成長していく。後に栞のことを溺愛するように。

真っ直ぐで優しい男の子。

栞には激甘。


[黒羽栞]

過去の出来事で心にトラウマを持つ。そのために他人を遠ざけていたのだが、孤独に絶えられなくなって涼に近付く。涼の存在に救われ、溺愛するようになる。

ずっと感情を殺していたせいで制御が苦手。たびたび涼への愛情が爆発して突拍子もないことをしたり?

基本的には真面目なしっかり者。



✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩✧✩


今回のファンポエムは、あすれい先生の「クラスの訳あり女子の悩みを溶かしたら、甘々彼女になった。」でした。

尾岡は、このパイロットエディションの「ボッチを卒業して2人ボッチになった話」から読んでいて、アップデートされてから、半年で☆700越え、フォロワー2000越えという、トップを走る作家さんになってしまわれました。


すごいよねぇ。

評価は至極、納得なのですが。

この作品、理不尽なNTRとかじゃなくて、気持ちとしっかり向き合っているところが、本当に良くて。


思春期の信頼とか。友達関係に流れたり。

信頼できる人がいるだけで、こうも見え方が変わったり。

本当にジュブナイル小説(言い方が古いかもだけれど)最高の一作です。


今回、何か本編の言葉を詩に紛れ込ませたいなって思って。

キャッチコピーを引用させてもらいました。


キャッチコピーはここね。


>大好きだよ

>あなたが私の心を

>溶かしてくれたから

>だから>私は笑えるの


神がかってるよね、このキャッチコピー。


なんか勝手にですけど。

メロンクリームソーダーが似合う二人だなぁって思いながら書いていました。


改めて、ファンポエムを書かせてもらえたこと

お礼を申し上げます。

そして、未読の方は是非、本編を読んでみてくださいね。


あすれい先生、本当にありがとうございました!




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