SINGER SONGER

歌を詠む

蹴鞠で蹴り上げる

流暢な言葉で

着飾った言葉で

十二単じゅうにひとえ

言葉の喩え

むしろ、考えすぎずに歌え?

Love songだって

口説きのメロディー

砕けたリズム

ふざけた言葉遊び

韻を踏みながら

影に歩まれた

そんな、お伽噺


どの言葉も綺麗で

優劣なんかつけられるはずもなくて

恋煩い

胸が痛いやまい

むはずもない


硝子が突き刺さったまま

笑ってみせる

この歌会で

ありきたりの言葉

まるで葉っぱのように覆い隠して


Love songだって

口説きのメロディー

砕けたリズム

ふざけた言葉遊び

韻を踏みながら

影に歩まれた

そんな、お伽噺


歌を詠む

君に詠む

君のためだけに

詠む僕らSINGER SONGERシンガーソンガー


つらつらと

つららから

水滴が滴るように


歌を詠む

蹴鞠で蹴り上げる

流暢な言葉で

着飾った言葉で


歌を詠む

君に詠む

君のためだけに

詠む、僕らSINGER SONGERシンガーソンガー


ありきたりの言葉

まるで葉っぱのように覆い隠して

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