弱モブキャラの夢

Nakaitsuナカイツ

プロローグ

 人生とは何か、己の自身とは何か、もうすぐ高校から卒業しMEXT文部科学省の奨学金に参加し日本へ留学したい者の割には、何の頑張りもなく、ただただイラストの練習に集中し

 奨学金を参加するための必須不可欠の数学、英語などを学んでいなかった。

 というより小学校レベルぐらいの計算式しか覚えてない僕がどう対象すればいいか分からない。


 そう思ったら、思わず机の上に置いたタブレット端末で絵描きアプリで新キャンバスを作りだし絵を描き始めた。

 こうやって時間、日々、月が過ぎ去った。

 絵以外得意なものは日本語だけだ、僕は去年の十二月でJLPTという日本語能力の試験をぎりぎりの99点数でN2レベルで合格した。

 正に幸運だ

 迷い線を数本を引き、二次元の女の子の顔を作った。可愛く描けたと思ったら次は体を描く。

 今回の描出目的は普通の練習とは違い、ちゃんとしたものをSNSソーシャルメディアにおいて投稿するつもりだから色塗りまでしたい

 しかし、数時間が経って、ベースカラーを塗りつぶしたら、手が止まった。そのわけはどう塗ったらいいか分からなかったからだ。

「ん~」と奇妙な呟きにつれ、左手で顎を当てる

「どうしようかな~」

 このまま投稿するか、あるいは頑張って塗ろうとして…いや、それだったら汚くなってゆくだろう。折角ここまで描いたんだ、無駄にするわけにはいかない、しちゃいけない。

 とりあえず、一旦保存し、休憩しよう。

 描いたばかりのイラストのファイルをフォルダー内に「遊ぶ女の子(未完成)」の名前で保存し、タブレットを閉じ、休憩した。

 休日で良かった。


 つづく


(メモ:読んでいただきありがとうございます。応援、フォローなどよろしくお願いします)

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