「悪役令嬢」って言葉が良く目に入ってきますが・・・

@tsujizo

第1話

筆者はスマホの普及も相まって投稿小説を読むことが日課のようになっているのですが、違和感を感じることが多々あります。


そんな中の一つを他の読み手さんは感じているのか反応を知りたいと思い、ここに書いてみることにしました。


昔から『役不足』と『役者不足』の使い間違いであったり、『汚名』の『返上』を『挽回』に間違えたりというような言葉を正しく使えてない文章は作品の中でツッコミネタとして使うこともあったりするわけですが、

筆者が気になってるのは【作品の中でのセリフ】です。


悪役令嬢のざまぁだったり逆ざまぁが題材の作品が多々作られており筆者も日々楽しませて頂いておりますがそのセリフを見た瞬間に萎えることがあります。


それは


悪役令嬢に向かって『悪役令嬢』と言ってしまうセリフがあることです。


貶める言葉はたくさんあると思うのですが、作中で『悪役』??

『役』ですか??じゃあ悪くないじゃんって思ってしまうわけですわ。


『◯◯役』っていうのは作者だったり読み手だったりの目線から生じる感覚あるいは認識であって作中のセリフでは出てくるはずのない言葉ではないでしょうか?


たまに「この悪役令嬢め!」みたいなセリフが作中で出てくると、とりあえず流行の単語入れました的に見えてしまい一気に作品としての格が下がってしまうように感じます。


例えば転生した登場人物が頭の中で《あれが悪役令嬢か》みたいな使い方は作品としてよくあることだと思うんですよ?

でもそんな『〇〇役』なんて人間が相手に発することのないような言葉が普通な世界観に冷めてしまうんですよね。

他にもあるでしょ?傲慢とか暴虐とか冷酷とかなんなら罪人とかでも令嬢に対して貶める言葉なんてその設定な合わせてなんかしらあると思うんですが、なんでもかんでもすぐ『悪役』ってセリフは安易だし間違えてると感じ、萎えてしまうのって筆者だけでしょうか??

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