第16話 怖くならない怪談の話

 本格的に暑いですね〜。

 皆様、元気でお過ごしですか?


 我が家は最近、病院通いが少々増えました。

 本当に、ある年齢を超えるとですね、体のメンテが(以下自粛)。


 私は先週、ぎっくり腰になり、右→左と2回来たので、夫に連れられてカイロプラクティックへ行ってきました。


 整形外科や整体はないんですよね〜

 でも、カイロプラクティックは隣町に何軒もあります。

 生まれて初めての施術で、「ぎゃおぅ!!」と叫びましたが、とても楽になりました。


 そして今日は夫の付き添いで、某クリニックへ。

 約1時間のドライブです。


 のどかな風景の中を走り続け、少々退屈した私は言いました。


「何か、本当にあった怖い話とか、知らない?」


 夫はびっくりしています。


「はぁあ!? 何いきなり」

「友達から聞いた話とか、あるんじゃない?」

「えぇ〜?」


 季節のせいか、最近、カクヨムで怖いお話を読む機会があります。

 よし、取材してやれ、と思って夫に聞いてみたのですが、相手が悪かったかもしれません。


 運転しながら、うんうんと考え、ようやく出てきたのが以下の話。


「その人、軍人さんでね。とある家を借りていたんだけど、音がするんだって。1人暮らしなのに、家の中であちこちで音がして。それで牧師さんに家を見てもらったら」

「う、うん?」


「『悪魔がいますよ。この家に住んではいけません』って言われて、即、引っ越したんだって!!!」

「それだけ!?」


 …………話がシンプルすぎて、脚色をしないと、全然怖くないと思われます。


「じゃあ、そういう君はどうなの?」と言われて、私もうんうん、唸ったのですが。


「古ーい、洋館があってね。地元では結構、幽霊が出ると有名なところで」

「ほ、ほう……?」


「その昔、教会のシスターが殺されてしまったことがあったんだって!!」

「それだけ!??」


 私の話も同様でした。


 そして再び世間話をしていたら、夫がポロリとこんなことを言うのです。


「金曜日に中古車を見に行くよ〜。もしそれに決めたら、僕がそっちの車を運転するから、君はこの車を運転して帰りましょう」

「うん? 場所はどこ? どれくらい距離があるの?」


「隣の県で、3時間ちょいかかるかなぁ…………」


 行ったことのない場所から、3時間車を運転して帰宅するの!?

 そっちの方が怖いわ。と、思ったのでした。


 さぁ、どうなりますことやら。


 怪談から話がずれましたが、こんな毎日を送っております。


 ところで、庭ではヒマワリが咲きました!


▼近況ノートに写真を載せました♡

https://kakuyomu.jp/users/sakuraikinka/news/16818093081172121779



 

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