第11話 【最高のごはん3】フリーレンジの卵で作る卵料理
本当にこのエッセイは「動物ですか? それとも食べ物にしますか?」と言いたくなるくらい、話題が偏っています。
お恥ずかしい限りです……💦
でも、行っちゃいますよ、えい。
本日は……、
【最高のごはん3】フリーレンジの卵で作る卵料理 です!!!
皆様、卵はお好きでしょうか?
私は卵も大好きです。
想像するのは難しくないと思いますが、苦手な食べ物は、ほぼほぼない、という食いしん坊なのです。
そんな私が心から愛するものが、フリーレンジ、つまり放し飼いの鶏さんからいただく、黄身が真っ黄色の、卵になります。
田舎なもので、車で30分の隣町にある、農機具や飼料を売っているお店では、春になると『ひよこデー』なるものが設けられ、前宣伝もバッチリされています。
当日はさまざまな種類のひよこさんを販売して、大盛況です。
我が家はその日、ただひよこを見に行くだけですね。
「今年もひよこは可愛いねえ」
「今年こそ飼ってみる?」
「旅行に行けなくなるからなあ……」
というお約束の会話を夫と交わし、トマトの苗などを買って、帰宅します。
そんな土地柄で、卵を食用にするために、鶏を飼っている家は結構あります。
ペットのヤギを飼っているBさん夫婦も鶏を飼っていて、運がいいと、1パックほど安価に分けてもらうことができます。
運がいいと、というのは、いつ買えるかわからないためです。
B夫人いわく、「鶏は気分次第で産むので、いつ何個取れるかは、わからないのよねえ」ということで。
確かにそれはそうですよね。
そういえば、隣町のスーパーの駐車場で、見知らぬ女性に、「卵を持って行きませんか?」と声を掛けられたことがあります。
さすがにびっくりしたのですが、その女性はこう言いました。
「うちの鶏達がクレイジーになっちゃって、卵を産みまくるのよ。困っているから、もらってくださらない?」
夫は高速でうなづきまくり、卵1パックを(無料で)頂いていました。
鶏、クレイジーになっちゃうんですね……。
私は、自分の想像が及ばない領域があることに、想いを馳せてしまいました。
さて、そんな卵ですが、基本は皆さんの庭先で放し飼いにされている卵です。
庭先、と言っても、300坪くらいはあるので、鶏さんの運動量もバッチリです。
卵の色は、グレー、薄茶、濃い茶、と色とりどり。
サイズも大小さまざまだったりします。
共通しているのが、鮮やかな黄色の黄身が、こんもりと、これでもか! と盛り上がっていること。
味は最高です。
濃い卵の味がしっかりしているのです。
そんな卵は、どんな料理にしても、おいしい。
何にしましょうかね!?
ああ、ぐりとぐらになった気持ちがします。
シンプルに目玉焼き。
オムレツにすると真っ黄色でツヤツヤなオムレツに。
おすすめは、パウンドケーキです。
濃厚なバターと卵のハーモニーがたまりません。
(もちろん、砂糖とのハーモニーは都合よく無視します)
そして。私的にはこれが最終兵器。
真っ黄色な、卵味濃厚な、カルボナーラ!!!
おおおお〜っ♡
今日、B夫人のフリーレンジ卵で、カルボナーラを作りました。
作る前に夫に「これからカルボナーラ作るよ」と宣言し、あと3分で出来上がる、というタイミングで、「あと3分で食べられるからね」と念押しまでしたのですが。
夫のお返事は。
「ごめんっ! 今、手が離せないんだ」(※エアコンの取り付け中でした)
私はにっこりと笑いました。もちろん、良き妻として、旦那様のご意向は大事でございます。どうぞ作業をお続けくださいませ。
「わかりましたわ」と言って、伯爵夫人のように上品に家の中に戻ります。
ドアをそっと閉めたあとは、もちろん、伯爵夫人の仮面は放り投げます。
すぱーーーーーんっ!
そして……カルボナーラをそのまま仕上げ、(1人で)即、食べました!
カルボナーラです。
出来上がったら、即、食べるべし!
このクリーミーさは、置いておけません。
そのお味は、最高でした……!!!
私のカルボナーラは、バター、卵黄、豆乳、粉末のスープの素、パルメザンチーズで作ります。
ベーコンは、さっぱりと、ターキー(七面鳥)のもの。
出来上がったら、黒コショウをたっぷりめに振って、仕上げます。
皆様もフリーレンジの卵が手に入ったら、ぜひ、カルボナーラを作ってみてください。おいしいですよ。
※近況ノートに、1人前に盛ったカルボナーラの写真を載せておきますね♡
https://kakuyomu.jp/users/sakuraikinka/news/16818093078523944221
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