鬼瓦村奇譚

小春十三

第1話 桜の下にご用心 前編


若竹 武則:

鬼瓦校の生徒。三組。眼鏡で地味。背が小さくて運動が苦手。

親の関係で錦織満とはよく一緒にいる。

引っ込み思案だが、冷静で周りの雰囲気に流されない。

事なかれ主義で、平和になるなら貧乏くじを進んで引くタイプ。

このエピソードでは主人公。


長峰 理恵:

鬼瓦校に転校してきた生徒。もう一年も経つはずが未だに転校生扱いされている。

基本的に大人しいが、武則にだけは我儘。

父は相模原市に監査できている。


石渡 直美:

鬼瓦校に転校してきた生徒。夕暮れ時まで外で遊んでいるせいか褐色で大柄になった。前は相模原市に住んでいたが団地の取り壊しで越してきた。

長峰父がいろいろな申請を案内してくれたおかげで暮しが楽になっている。母子家庭。



 春先の事だった。

 鬼瓦と相模原市の合流するロータリー近くを歩く男性が一人。スーツ姿で身なりは良いが、ネクタイを外してワイシャツもボタンを上から二つまで外している。足取りからして酔っ払っているのが分かる。四月の初週ということもあって新人歓迎会、二次会で終バスを逃して歩く人は珍しくなかった。

 酔い覚ましを兼ねて自販機で水を買う。まるで浴びるように飲み少しこぼしてせき込む。

 頭を冷やそうと縁石に座ると、ロータリーにある満開の桜が目に入る。

 三月の気温が低いこともあって今年は遅咲きだろうと言われていたが、夜空に広がるように大きく咲き誇っていた。

 肌寒い風邪も火照った身体には心地よく、あまりに立派な夜桜を眺めて酒をもう少し追加したくなる。

 鬼瓦に一軒しかないコンビニの明りはこんな時間でも頼もしく光っており、誘蛾灯がごとく酒飲みを誘う。

「……ん?」

 ロータリーの中地、桜の根本でなにかが動いた。視線は夜の闇の異物を自然と追い、上下に歪む視界の中でそれを捉えようと眉間にしわを寄せる。

 自分と同じく夜桜を見ようとしている酔っ払いだろうか? 話声は聞こえない。だが、意識が向くと物音を拾う。何かが当たる音。ざくざくと何かを掘る音。

 地面を掘っているのだろうか?

 そう思い一歩踏み出すと、影が動いた。向こうも自分に気付いた。

 自然と後ずさり、向きを変えると同時にコンビニへと進む。

 酔っ払った体がいうことを聞かずにふらつくが、それが逆にただの酔っ払いの千鳥足と警戒されなかったのだろう。追いかけてくる足音はなかった。

 今のうちにこの場を去るべき。コンビニに寄るふりをして逃げるのが先か、それとも追われてないかを確認するために店に入るかの二択。

 しかしふらつく足取りは別の選択肢を選んだらしく路地裏に入り込む。足取りのまま進み、振り返ることも怖くなり、そのまま家路につこうと考える。

「はぁはぁ……」

 ふらつく足取りを整えようと膝に手をついて呼吸を激しく、わざとらしく行う。そのせいでいくぶん冷静さを取り戻せた。

「はは、見間違いだろ。そうだよ。あんな場所に何か掘ったり埋めたりするわけない」

 思考が整い始めたら逃げたことがばかばかしくなる。

 ロータリーの中地は桜とバリケードになりそうな丈の低いクチナシも植えられている。地面は固く、何かを埋めるには適さない場所だ。掘っていたのは聞き間違い。他の音だろう。スマホの音源が遠くだったのでそう聞こえただけ。自分を安心させるための理由を探し、一人納得していた。

「ふぅ……」

 最後に一呼吸して身体を起こす。夜遅くまで飲むのはやめよう。もう若くないのだし終バスを逃すのも格好悪い。明日部下に対してこんな失敗をしたと話の種にしよう。自分は理解ある上司、話の鬱陶しくない上司として……。

 顔を上げた瞬間だった。

 しわくちゃの老婆がこちらを凝視していた。真っ赤な皺が顔中にありこちらを見る目はまんまるく開かれて血走りを見せ、口を開くといくつか足りない歯から奥が闇に見えた。

「ぎゃあああああああ!!」

 男は悲鳴を上げると転がりながら再度家路についた……。



「本当だってば! おばあさんのお化けが出たんだってば! お父さんの同僚が襲われて怪我したって!」

 鬼瓦校、放課後の教室、噂好きの柳瀬愛の声が響いていた。

 自称、鬼瓦のファッションリーダーは箒を握りしめて熱弁するが、周りの雰囲気は冷ややかだった。

「バカいってないで掃除しろ。今日は練習あるんだ。遅れると根暗に嫌味言われるんだよ」

 鬼瓦FCの川島誠は相手していられないと机を運ぶ。今年は誠達にとって最後の年である。特に万年補欠だった彼は最後の年ぐらいは活躍したいと意気込んでいた。

 本来なら今頃公園でアップの一つもしていたかったのだが、宿題を忘れてしまった罰として放課後の掃除。自分はたまたま忘れただけだが、愛の連続三日、通算七度目の宿題忘れがあり、それに怒った先生が今日忘れた人全員に居残り清掃を言い渡したというわけだ。

「おばあさんのお化けなんて、どうせ徘徊老人かなんかだろ? この前も村内放送でどこそこのおばあさんが見つかった~って。そういうんじゃないのか?」

 同じくとばっちりを受けた高尾春樹が雑巾がけをしながら相槌を打つ。誠はバカの話乗るなよと不機嫌そうに続きをする。

「違うってば、違うの。だってね、聞いてよ。その人の話では暗がりで男たちが桜の木の下に何かを埋めていたっていうのよ。多分、埋められたのはそのおばあさんで、自分を埋めた犯人を……」

「師匠、そりゃおかしいよ。おばあさんが埋められたお化けなら、その日は何埋めてたのさ? 埋められながらお化けになって外から見てたってことになるぜ?」

 ちりとりを片手に石川拓馬が愛の話の矛盾を指摘する。彼は愛のことをファッションの師匠と呼んでいる。二人はコーディネートを研鑽すべく、たまに図書室でよれよれになったファッション誌を見ては意見交換をしていた。

「あー、言われてみればそっか。じゃあさ、じゃあさ、埋められた日を再現してそれを伝えたかったとか?」

「それならまだ怪談っぽさが出るな。自分が埋められたことを誰かに気付いて欲しくて幻覚を見せた。我に返ると何もなく。定番だな。60点」

 春樹も机を戻しながらウンウンと頷く。

 噂話をしては、こうではないか、ああではないかと話す。娯楽の少ない村において楽しさの一つだ。ただ、手垢のついたひねりの無い話だけに及第点止まりの辛い評価。

「ぶー、絶対面白いとおもったのにー!」

 とっておきの話のつもりが合格すれすれの評価に愛は不満の様子。

「でもさ、なんであのロータリーの桜だけ咲いてるのかな? やっぱり何か埋められて、その怨念が桜に宿って……」

「65点」

 これまたありそうな話に誠がぴしゃりと言い切る。

「ほら、だべってないでバケツかたしてこいよ。俺はもう十分作業したんだから、さぼった分、柳瀬がやっとけよな」

 これ以上は付き合っていられないと机を直した誠は荷物を抱えて教室を出る。

「おいおい、待ってくれよ。はーあ、ったく誠の奴、最後の試合だからかぴりぴりしてるんだ。高尾、悪いけどあと頼むな」

 同じく鬼瓦FCの拓馬も誠を追って教室を出る。師匠に対する礼儀は無いらしい。

「そりゃないぜ。俺もサッカー部の助っ人だぜ。悪い柳瀬、この雑巾は俺が干しておくから、あと頼むな」

 雑巾抱えて教室を出る春樹。残りの作業といえばゴミ捨てとバケツの水を捨てるぐらい。大したことはないけれど押し付けられるのが不満。

「もー、男子ってばなんでさぼるかなー! こーんな可愛い女子に仕事押し付けて!」

 先ほどからずっとおしゃべりしていたこんなかわいい女子は不満たらたらで教室を見る。

 すると一人黙々と作業をしていた若竹武則を見つける。黒板けしを叩き、くしゃみをしていたのでようやく気付けた。

「ねえ、タケノコ、あんたあとお願いね。ずっとさぼってたんだから。どこ行ってたのよ?」

「え、僕はずっと教室に居たんだけど……」

 影が薄く引っ込み思案な彼は会話に混ざらず誰からも認識されていなかったようだ。

 愛は文句たらたらのまま、荷物を片手に教室を出る。もっとも彼女ならいないほうが静かなので帰ってもらってほっとする。というか武則は口やかましかったり、わがままを言う女子が苦手だった。

「ゴミ捨てとバケツの交換か……」

 残りは一人で十分だからとバケツの水を捨てに行く。次はゴミ箱を捨てに行こうとしたところで呼び止められた。

「おーいタケノコくーん、ゴミ捨て行くならこっちもお願いなー」

 がははと笑いそうな大柄な女子、石渡直美が武則のゴミ箱にゴミを入れる。合理的な方法に賢いと見当違いな感想を抱きつつ、ゴミ捨てに昇降口へ向かった。



「……で、なんで待ってるの? 終わったら帰ればいいのに」

 教室に戻ると自分の席に座る直美とその友達の長峰理恵が居た。

「えー、だって早く帰ってもやることないし」

「宿題しないから残されたんだから宿題すればいいのに」

「あたしバカだからわかんなーい。ねーリエタン」

「私は直美と違ってバカじゃないわ。タケノコ君の言うことも一理あるし、宿題したら?」

「えー、じゃあリエタンが教えてよー」

「わからないところがあったらね」

「全部わかんなーい」

「しょうがない人ね。タケノコ君も一緒に宿題するの?」

「え? 僕は……」

 もともと忘れていなかった。だが同級生の錦織満が自分の宿題とすり替えたせいで忘れたことにされたのだ。毎度のことだから今更文句は言わない。字で違うことを先生も気づいていて何も言わないのと同じように。

「ほらほら、遠慮しないでこっち来なよ」

「そこ、僕の席なんだけど……」



「で? 例のロータリーでおばあさんのお化けが出たの?」

 宿題もそこそこに理恵がそんなことを言い出した。愛の声は隣のクラスを掃除していた二人にも聞こえていたらしい。

「そうらしい。何かを埋めていたとかさ。それが原因で桜が早めに咲いたって言うんだ。よくある怪談話だよね」

 放課後の教室、宿題をしながらおしゃべりをする。友達同士の楽しい時間の過ごし方。そう思うには二人の態度が遠慮なさ過ぎて苦手だった。

「でもなんでロータリーの桜だけ早めに咲くのかしら? まだ小鬼平の丘の桜は咲いてないわよね?」

 小鬼平は鬼瓦山の麓の広場。村人の大半は鬼広場と言うが、最近越してきたばかりの理恵は正式名称で言う。彼女の父は相模原市から合併に伴う監査に来たとのこと。そのせいもあって村人、特に有力者から煙たがられている。

「言われてみればそだね。なあタケノコ、あそこの丘に埋まってみてくれよ。そうすれば桜が咲くんじゃないか?」

「やだよ。というか生き埋めでも効果あるの?」

「タケノコ君を埋める穴を掘るのは大変だわ。でも、なんか変よね。ねえ調べてみない? ロータリーの桜だけ満開な理由。本当に何か埋まってるのかしら?」

「え、やめようよ。あそこは車通りも多いし危ないよ」

 ロータリーは相模原市と鬼瓦村を結ぶ主要道路にあり、昼食時以外は車でごった返す場所。その中地に行くのは普通に危険だ。そうでなくとも排ガスでスス塗れになりかねない。

「いーじゃん、リエタンも乗り気なんだしさー。ほらほら、宿題も終わったし、今からいこういこー!」

 直美はプリントの最後の空欄を適当に埋めると二人を急かした。



 ロータリーが見える頃になると車通りが激しくなり、舗装が疲弊しはじめた路面のひび割れも目立ち始める。

「……にしても、調べるって具体的になにすればいんだ?」

 急かした割にノープランな直美が二人に振り返る。

「え、具体的にって……聞き込みとか?」

 探偵ドラマの登場人物にでもなったつもりか理恵は顎に手を当て視線を斜めに見上げる。

「鬼瓦村で珍しいことがあったらすぐ噂になって知れ渡るよ」

 武則はかつて寝小便して干された布団が昼には村人全員の知ることとなりからかわれたことを思い出す。

「言われてみればそっか。んでも、やっぱり何かありそうだよね」

 そう言って電信柱の下を指さす直美。その先にはキラキラ光る破片とビールの空き缶とニ、三本はみ出してるタバコの箱が置かれていた。



「最近事故があったなんて聞いたことない……」

 武則はお供え物に手を合わせつつ呟く。

 破片を見るにバイク事故だろうか? 街灯の少ない鬼瓦でのバイク事故は珍しくない。少し前にも不良少年が工事中の穴にバイクごと落ち、顔面を骨折する事件があったとか。

「もしかして桜の下に埋められた人が呪いで事故を起こしたとか?」

 車通りこそ多いけれど大きな桜が目印となっているロータリーで速度を出す車はまずない。よそ見運転していても止まれる程度で各々の進行先へと進む車ばかりだ。

 だからなおさら、何か他の原因で事故があったのではと思えてしまう。

 信号不要の右回り固定のロータリー。路面を見ると雨の日の滑り防止の溝が彫られている。事故を起こすとしたら桜に目を取られたから……などというロマンティックな理由ぐらい。

「どう思う?」

「うーん、事故が起こる要素なんていくらでもあるよ」

 ロータリーの中地に聳え立つ太い桜の木。樹齢は五十年とも百年とも言われる桜だ。そんな木を切り倒すのは反対意見も多く、太さに比例してお金がかかるからとロータリーにされた。

 結果、渋滞の緩和にも繋り桜が交通を見守ってくれていると言われるようになった

 そんな木だからこそ、事故が起きたらすぐに知れ渡るだろうと武則は思えた。

「そうじゃなくて、桜。なんでここだけ咲いてるの?」

 理恵はむっとしながら声を張る。普段はおとなしいのに直美と一緒にいる時は妙に強気になる彼女が武則は苦手だった。ただ、彼女が居ると彼が来ないから一長一短。

 そして言われてみれば不思議な満開の桜。他のところはまだつぼみをつけたかどうかだというのに、なぜロータリーの桜はこんなにも大きく咲き誇っているのだろうか。

「なんでって……なんでだろう」

 まさか本当に何か栄養となるものが埋められたからだろうか? なら掘り起してみるかといえば、もしなにかが出てきたらと思うと提案できない。

「どうする?」

 それは二人も同じらしく、お供え物を遠巻きにみていた。

「じゃ、じゃあ一旦帰ろう……」

「あれー、転校生達じゃん、それにタケノコもー。両手に花じゃーん。もてもてー」

 二人とは別の苦手な女子、井上美憂と取り巻きがやって来た。


 意地悪な井上美憂、のんびりな佐原みなみ、地味な菱沼佳代。

 今日はいないがおしゃれな藤崎成美を加えた四人は遠足などで一緒にいることが多い。彼女たちも例の噂を聞いてやってきたようだ。

「で? お供え物があっただけ? ふーん。全然手がかり無しじゃん。無能おぶ無能ね」

 がっかりしたとわざとらしく肩を落とす美憂。佳代はまあまあと宥めつつ、周囲をきょろきょろと見渡していた。

「それでぇ、結局本当に何か埋まってたのかしら?」

 みなみがのんびりした口調で問いかける。

「中地を掘ったりはしてないからわからないよ」

「ふーん、じゃああんた掘ってきなさいよ。タケノコでしょ? 掘るのも得意じゃないの?」

「中地を掘るのは良くないよ」

「ほんとつまらない男ねー。股間のタケノコなみにしょぼいんじゃない? それともしめじが生えてるのかしら?」

「な、そういうことは……」

 直美と佳代は意味が分かっているらしく苦笑い。理恵とみなみは首を傾げていた。

「ほら、さっさと行きなさいよ。中地の死体。桜が咲いた理由。あんたに調べる名誉を与えるっていってるのよ」

「いらないよ」

「ぐずぐず言わないの。みんな不安なんだから。ねーみなみんも知りたいよね?」

「え? 私はどっちでも……あー、でも言われてみれば不安かも。私も埋められちゃうかもしれないし……。タケノコ君、ちょっとお願いできる?」

 にこりと微笑み武則に手を合わせるみなみ。テンポの遅い彼女はどこまで本気なのかわからない。

「……しょうがないなあ」

 武則はプラスティックのシャベルを受け取り、中地へと走った。

「ばーか」

 その様子に美憂は半笑いだった。



 中地の地面は固く、誰かが掘り返した後は見当たらず、代わりによっぱらいの粗相の後があり、そこには近づきたくない。

 ぐるりと一周したが、おもちゃのシャベルで掘れる場所も無し。向こう側に居る面々に両腕で大きくばってんを作る。しばらく向こうで話し合いがあり、戻ってくるように手招きされた。


「だめ。向こうは地面固いし掘れないよ」

「力ないねー。ったく、これだからもやし陰キャは」

 文句を言うために生まれたのか美憂は労いの言葉一つなく言い放つ。

「たはは……おもちゃのしゃべるじゃ誰でも無理でしょ」

 佳代は美憂を宥めつつ名誉な役割を与えられた男子の肩を持ってくれる。

「でもぉ、何かが埋められていたわけじゃないのならひとまず安心じゃないかしら?」

 みなみは怖い噂の一つが消えたことに安堵していたようで、そこだけは武則も行って良かったと思えた。

「何かが埋められたわけじゃないなら、深夜にここで不審者は何してたわけ?」

 酔っ払いが見たとされる謎の所業。そして深夜徘徊する老婆……。

 娯楽に飢えた鬼瓦民だからこそ繋げてしまう点と点。どちらもたまたまと言い切りたくなかった。

「桜が咲く為に肥料とか?」

「肥料? あー、なんかこう、刺す奴?」

「それこそなんのために? 桜なんて勝手に咲くでしょ」

「撮影とか? 最近、相模原在住のチューバ―さんがお花見したい~とか言ってたし」

「あー、SNSの映え目的とかもあるかも」

「確かにこの老木、樹齢うん十年だしありえるかも」

 美憂達三人は武則たちそっちのけで適当に話を広げていた。

「でも……、ここで事故が起きた……」

 理恵がぼそりとつぶやくと、美憂達の目もお供え物に向かう。

「やっぱ事故だよ。で、ひき逃げされた死体が中地に埋められて」

「え、やっぱり誰か埋まってるの!? やばくない!? きゃー!!」

「たはは……」

 叫ぶみなみとはしゃぐ美憂。そんな二人に佳代は困った様子で笑っていた。

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