僕らの愛はきっとおかしい

第1話 いつも通りの日常

あんなことになるなんて、

思いたくなかったのにな...

俺の名前は中村裕大、この春から高校に入学した

高校1年生だ、俺には中学からの大親友である

大西 大智と卯坂 蒼がいる

「よぉ！おはよう！」

やっと登校したようだ、コイツが蒼

中学1年の頃、俺と蒼が同じクラスになり

共通の趣味であるアニメで仲良くなった。

「やばい！遅刻するかと思ったじゃん！」

よく遅刻寸前に登校するコイツが大智

コイツも中学1年からの仲で、この2人と仲良く

なった理由も同じ趣味があったからだ

「てか今日俺化学の教科書忘れた」

「はぁ？お前忘れ物多すぎな？」

本当にいつも通りの日常を繰り返している

ウンザリするほどに刺激がない。

HR開始のチャイムが学校内に鳴り響く。

「じゃあまた休み時間裕大の机行くわ」

「はいはい...」

―――

「みなさん、おはようございます、今日は

3時限目に――」

担任のダルい話なんて真剣に聞いてる人の方が

少ない。よくHRの時間には考え事をする。

この時間が1番落ち着くまである

この時間が永遠に続けばいいのに...

「そういえば明日アイツらと遊びに行く予定

あったよな...」

本当に何気ない日常