まやかし魔法たんじょう記
野菜風味
第1話 師のことば
まずおれは初めに、剣の腕を磨き続けるのは大変だと言いたい。
ゼロから技を生み出す。
そして、敵をたおす。
私の剣術論を読んでいる、あなたもそう思っているはず
自分では、最高の奥義だと思う。
なのに・・
たおせない。
でも、剣士の中には、凄い人がいた。
人がいる。
この違いは。
どう違う。
剣才は天性。
だからって落ち込んでもいられない。
異世界で生き延びるため。
剣の善し悪しは、どこから来るのか。
そして剣をふっただけで、なんかこれはすごそう。
思ったことはあるはず。
野生のカン。
すごい感じ。
次の一手でこれはと確信する。
確信できる。
それはいい事だ。
それが、剣士だ。
たくみの技。
脱帽。
さらにもう一回。
そして、関心。
かんがえる。
文献などによくでてくる。
一つ一つ、それだけでいい。
剣とは闘いの柱だ。要だ。土台だ。
これが揺らぐと、ばらばらになるだろう。
剣術を複雑に考える必要はない。
じっくりと、
相手じゃなく自分と向き合っていけばいい。
しんどいか。
いや、闘いは望みどおり進み、
焦る必要はなし。
心配ゼロ。
魔法とはどういうものなのか。
何なのか。
一言で言おう。
うそです。
うそなんです。
思い出してみい。
あの場面。
その塊が集まる。
塊が動く。
はず。
それが魔法なんだよと。
ほんとうか・・・
まやかし魔法たんじょう記 野菜風味 @kakumomi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。まやかし魔法たんじょう記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます