串カツ勇者が無双します〜串カツ屋で働いた俺が同僚に殺され、串カツの女神に串カツを異世界中に広めてくれと頼まれて転生させられたのはいいのだが、えっ聖剣が串カツって本気(マジ)で言ってるの?〜
第二話串カツは怖くないよ……とんかつソースはまさかの強力な兵器だったよ
第二話串カツは怖くないよ……とんかつソースはまさかの強力な兵器だったよ
第二話串カツは怖くないよ……とんかつソースはまさかの強力な兵器だったよ
俺がどこかにある村に向かっていた時、また魔物に出会った。
その魔物の姿は……海老天だった。
俺はなんとかこの聖剣の威力を抑えられないかと考えていた……まあ理由は簡単だ。ついさっき山を切ったけどそこに生き物がいた場合殺してしまうからだ。もしかしたら俺はもう人殺しになっているかもしれない……まあ今はこの美味しそうな海老天の魔物……じゅるり……あっやばいよだれが、そういえばポケットにとんかつソースがあったし盾のホットプレートで倒した後こいつを食べようっと!
うわぁぁこの海老天の魔物歩きながら身体から天かす落としてるよ!もったいない。
そんなことを考えていたら槍を持った人が来た
「しゃああああ海老天じゃああ飯だ飯だ」
するとその槍を持った人が槍で海老天の魔物を串刺しにした…………串カツだ!!!!見た目がどうみても串カツじゃん。するとその人が海老天の魔物をそのまま食べようとするので思わず口が動いた
「このアホなんでなんもつけんのじゃ!……あっ間違えたこれじゃない。このとんかつソースかけますか?」
「…………今俺のことアホって言わんかったか?まあいいや、もらえる物は病気以外はもらうのが俺の主義だからな……それじゃさっそく……」
その時の俺は考えてもいなかったまさかこのとんかつソースが……兵器だったことを
「おいお前!こっこのとんかつソースかけたら地面が消し飛んだぞ!?」
…………そっかあの女神は串カツとホットプレートだけじゃなくとんかつソースも強くしたのか……ってアホなんか!?なんでとんかつソースからビームみたいなのが出て地面が消し飛ぶん!何でもかんでも強くすりゃあええってわけじゃないだぞ!?これじゃなんも味付けできんじゃん!まあ何もかけなくても美味しいけどやっぱりかけたほうが美味しいし……どうすんのこれ!
そう考えていた時紙が落ちてきた……
えーとなになに『強くしすぎてごめんちゃい(*´ω`*)』ってなんだよこれ!……ていうか全部聞こえてるんかい
突然槍の人が自己紹介し始めた……なんで?
「俺の名前はカンガ・エナシだ!よろしくな……でお前の名前はなんだ?」
「俺は田中よ…………今は違った、スキュア・カットレット……らしい」
「らしいってなんだよ……ああお前も転生したのか?」
「お前もってことはカンガもしたのか!」
「ああそうだぞ俺の前世の名前はな阿呆田能無だ!」
……ひっどいなおい!?なんだその名前は!阿呆田能無ってさすがにひどすぎるだろ
「なら俺の前世の名前も言わないとは、俺は田中洋司だよろしくな……なんて呼んだらいいの?」
「なんでもいいぞ!」
なんでもいいが一番困るんだがじゃあ
「エナシでいいか?」
「いいぞ!」
そして俺たちは村にたどり着いた……のだが一人でピクニックをしている女の子がいた。
そして怖がられた
「きゃぁああああこの人魔物を手に持ってるぅぅうう」
「だっ大丈夫だよ!これ魔物じゃないタダの武器……それでねこれは串カツって言ってね怖くないんだよ……ほらっ」
そして俺はさっそく作ったばかりの海老天の串カツをあげた
「……んんっおいひいねこれ♪」
ごくん
「なんでこんなに美味しいのを私たち怖がってたんだろ……ねえ他にもあるの?あるならちょうだい!お願い……なんでもするから……ね」
「……なんでもいいの……ならさこの串カツ、村のみんなに食べさせてそして串カツは怖くないってわからせてあげて!!」
「分かった行ってくるね!ちゃんと待っててよおじちゃん」
「おじちゃんじゃないぞお兄さんなぁ〜」
そういう会話をしながらエナシの声がしないなと思っていたらエナシは立ったまま寝ていた……しかも眼を開けてるから起きてるようにしか見えない……すごいなこいつ
そして俺たちはその女の子を待つことになった。
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