串カツ勇者が無双します〜串カツ屋で働いた俺が同僚に殺され、串カツの女神に串カツを異世界中に広めてくれと頼まれて転生させられたのはいいのだが、えっ聖剣が串カツって本気(マジ)で言ってるの?〜

暗黒神ゼブラ

第一話串カツ串力ツ串カツ

第一話串カツ串力ツ串カツ


俺の名前は田中洋司とある串カツ屋で働いているのだが新商品の開発の時に同僚に毒を盛られ死んでしまった。

そしてなぜか今、目の前に串カツの女神と名乗っている人がいる。

「私は串カツの神です……私は今怒っているのです!激おこプンプン丸です!」

「その……古いですね……神さまの知識って」

「もう! それはいいですから! 今は串カツに毒を持ったあなたの同僚に怒っているのです! 私はあなたの串カツの美味しさを世界中に届けるという夢を叶えるために異世界に行ってもらいます。大丈夫ですよ、あなたの身体は私が作りますしなるべくあなたが死なないように強くしてあげます。串カツが怖くないこと、そして美味しいことを異世界中に広めなさい。あなたは勇者になるのです。そしてあなたに聖剣を授けます……串カツの」

「最後の方はよく聞こえなかったけど、俺勇者になれるの!それに聖剣もくれるって、これなら俺死ににくいし、この世界なら俺の夢も叶えられそう……だけど調理器具がないんだよなぁ」

「そこは安心して!用意しておくから!」

「よかったぁこれで安心して串カツを広げられるよ」

「さあ、いってらっしゃい田中洋司よ」

「行ってきます」

そして神様が空間に穴を空け異世界に行った。

そして俺は今持っているものを見て驚きを隠せなかった。

なぜなら巨大な串カツにとんかつソースで『これが聖剣だよ』と書いてあったからだ。

えっ俺はこれで戦わないといけないの?……えっ本気(マジ)で?

しかも盾がホットプレートってこんなので守れるの?

ホットプレートには何か書いてあった。

"スキュア・カットレットこれがあなたの名前だよ! 串カツの女神、カツーン・クーシより"

確認した後、見た事のない生き物がいるのを見た……それは、みっ見た目が串カツの魔物?だった!

女神が言っていた『串カツが怖くないこと、そして美味しいことを異世界中に広めなさい』ということはこういうことなんだろうな。

そして串カツ似の魔物はこう鳴いた

「クッシ、クッシカーツ」

…………は?

俺が驚いていた一瞬でその魔物が目の前にきた!

俺はさっそくホットプレートの盾で守った。

カーン

「すっげえ、これほんとに盾だ!……えっならこの聖剣串カツも強いんじゃ……」

そして俺が一振りすると……山が切れた。

何言ってんだって思うだろ、安心しろ!俺も思ってるから!

「なんじゃぁぁあこりゃぁあ強すぎだろ!この串カツ」

そして俺はあることが気になった……それはもしかしてこの世界の魔物って食べ物が多いんじゃない?ってそう思ったのでまずはどこかの村に行って情報を手に入れることにした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る