平和を求めて

箱風(windobox)

プロローグ

「キーンコーンカーンコーン…」チャイムの音が窓から日差しが差し込む教室で鳴り響いている。

「懐かしいな」背の高い男がそう呟く

「この音を聞くとあの日の事を鮮明に思い出すな相棒」背の低い男がそう返す。

「ここはあの時から全くと言っていいほど変わってねぇな、ただここが今から戦場になると考えるとなんて言うか、思うところあるよな。」

「そうだな。だけどここであいつらを止めねぇとこの国は左翼のクソどもに汚染されちまう。この国の平和のため、天皇陛下のためそして」

「この国に住む全ての帝国市民のため俺らがやらなきゃいけねぇ、だろ」背の低い男の言葉に繋がるように背の高い男が少し微笑みながらそう言った。

「俺のセリフ取んなよ」

そう聞こえたが無視してふと、思い出したことを呟いた。

「そういえばあの日もここが戦場になったよな」

「そうだな、あの日もここが戦場になったな。」急な言葉に少し戸惑ったが背の低い男はこう答えた。

「あの日は僕の始まりの日だからな、かなり記憶に残ってる。今でも鮮明に思い出せそうだ。」

「あの時はお前はまだは能力を使えなかったし、俺が能力を使えるなんて思っていなかっただろうからな」懐かしい話をしていると。

「二人ともそろそろ配置に着く時間だ。」遂に作戦開始の時間になった。

「「了解!」」二人は息のあった返事をし持ち場へ向かった。持ち場へ向かう途中二人はあの日の事思い出していた。

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