1〜5分で読める短編集

fucuc

Scary

外で花火の音が鳴り響く。私はその音を聞いて、ベランダに出た。そして花火を見た。私は花火を見た途端、涙が溢れてきた。花火を見ると昔の事を思い出してしまう。私が高校2年生の頃私には彼氏がいた。その彼氏と一緒に祭りを回っていた。祭りが終わって辺りが静まり返り、歩行所天国が終わりその時に彼は交通事故に遭ってしまった。その時彼は病室で私の方を向きながら、笑顔で花火と一緒に生命を途絶えた。まだ、私は怖い。このままどうすれば良いのか。そう思い、泣きながら私は花火を見つめた。

「そう言えば、彼はなぜ笑顔だったんだろう。」

彼は死ぬのが怖かったはずなのに、けど私の方が怖いけど。私は涙を拭き、また花火を見つめた。この後どうしようか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る