4月24日

 この世で一番うまいものはなんですか。はい、ウインナーです。夜中に急に思い立ったかのように焼いたウインナーは何を差し置いても美味い。何本でも食べれる。卵なんかもあると現実を忘れさせてくれるそんなウインナーですが、俺が社会に出てから真っ先に感じたことがあります。ウインナー、自分で買うと思ったより高い。ウインナーって想像の埒外で高い。働きながら生計を立てる身としてはそりゃそうだろうという価格、ウインナー作りで生計を立てる人にとってもこれは相当報酬だと頭ではわかっていてもカラダは軋みながら心で叫ぶ。ウインナーは思ったより高い。

 

 俺は自炊はしません。なぜなら面倒だからです。すぐそこにコンビニがあるんだし正味な話冷蔵庫も要りません。冷凍室なんてジェルタイプの氷枕しか入れてません。この前空気の入れ替えでと開けたら半分霜でした。そんな俺でもウインナーはたまに買います。なぜなら夜中のウインナーは何にも勝るから。三國志にも最後に大陸を統治したのはウインナーであったと記されています。買う瞬間、それは思ったより高いわけですが、引き換えに強さが手に入ります。強さには必ず代償が伴います。デスノートもそうだった点からこのことは明白な事実です。凄いのはウインナーが毎回思ったより高いことです。着目すべきもっとも重要な点はそこです。運転免許の取得試験でも「問.ウインナーは高い」とあればもれなく○を付けましょう。ボーナス問題です。何度も購入していれば相場なんて読めそうなものですが毎度高いです。株です。デートレードです。為替市場です。東京証券取引所です。


 つらつらと語ってまいりましたがお察しのとおり、ここで書くことがもう何もありません。








追伸:ディズニーランドのチュロスも一番美味いです。これはマジで高い。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

静かに暮らしたい るつぺる @pefnk

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る