ひとくくりにするという否定
他人を理解することは難しい。
でも、誰かを否定しないことはできます。
以前、メンタルヘルスについて学んできたという人に、絶滅危惧種的な人がこれこれこういうことがしんどいのです、と伝えたことがありました。
その返答は、そういう方は他にもいますよ(そう学んできたので)、でした。
あなただけが特別じゃないから大丈夫だよ、と伝えたかったのかもしれません。
悪気はなく、相手を思っての言葉なんだと思います。
でもきっと、否定された気持ちになったでしょうね。
本当に言いたかったことはわかりませんでした。
同じような人がいるというのは安心材料になりますが、それでしんどさが消えるわけではありません。しんどさはひとりひとり違いますから、そうじゃないの、という場合だってあるでしょう。それをひとくくりにするのは、その人の声をシャットアウトしてしまう行為です。
とはいえ、ひとりひとりに合った対応をすることが難しいのも確か。
だからこそ、否定だけはしないように。
ひとくくりにしてして、声を封じてしまわないように。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます