しんどいは伝わらない

「私も同じよ」

「そのくらい、気にしなきゃいいのに」


 しんどいよ、と話したらこんな言葉を返され、余計に疲れたことはありませんか。


 でも、ちょっと考えてみてください。


 自分はその人に何か解決してほしかったのか、ただしんどさを「わかってもらいたかった」のか。


 どっちでしょう?


 話して疲れたって思うのは、「わかってもらいたかった」のかも。

 せっかく話したのにわかってもらえないと、さらに疲れますね。。。


 ただ残念ながら、大半の人間は自分の経験や知識に置き換えてしか物事を捉えられないため、他人のことは難しいのです。

 そのくらい、しんどくないでしょ?ってね。 


 それでもわかってもらいたいと思うなら、せめてあなたの話を否定しない相手を選びましょう。私も同じよ、という相手にそれを求めるのは無謀です。


 でも、わかってもらえないと解決もされないのでは?


 確かに。。。。

 自分の基準に照らし合わせて、そのくらい平気だろうと思われたら、話は終わってしまいますね。こういう相手にわかってもらうのは時間がかかります。

 解決を望むなら、わかってほしいというのをちょっと横において、何をどうしてほしいのかを伝えた方が話は早いです。(負けたみたいでモヤっとしますけどね)


 どちらにしても、まずは自分が何を望んでいるのか、自分に聞いてみましょう。

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