2:そうだ、小説を書こう

 ある日、ふと「そうだ、小説を書こう」となった人は多いはず。


 自分には絵は描けないけど、日本語なら書けるし、案外簡単に書けるだろう。


 そんな風に思っていた頃が、C-takeしーたけにもありました。


 結論を言いましょう。


 小説は


 そんなに


 甘くない!


 小説世界を構成する数多あまたの情報、登場人物の設定、物語の構築に、それを書き上げる胆力。


 Web小説界隈には、長く連載しているけど完結しないものが多く存在します。それこそ、何らかの理由で途中で連載がストップし、いわゆるエタってしまった作品もあるほどです。


 ここでC-takeは断言する訳です。


 完結していない物語は、作品とは言えない、と。


 ここが重要です。


 Web小説ではなく、公募勢として活動するのであれば、「まず完結作を書け!」なのです。だって作品が完成していなければ、そもそも公募に応募できない訳ですから。


 とは言え、最初から長編小説を書き始めて完結まで持って行くのは大変ですので、C-takeはこう言います。


 「最初は短編からでもいいじゃない」と。


 短編はいいものです。短い内容の中で、キャラクターの生き様だったり、テーマから来る主張だったりを、すぐに記すことが出来るのですから。

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