映画 「シン・仮面ライダー」 感想

@Ahhissya

①生存フラグをへし折る

序盤から「死んだキャラは溶ける」という、分かりやすくて復活を見込めない死の設定で、退場した人物の「実は生きてた」展開を封じています。なぜそんな設定を採用したんでしょうかね。(注. 原作では倒された怪人が泡になって消える演出が採用されていた。)


この設定についてはルリ子の口から、ショッカー構成員は死ぬと情報漏洩防止のために遺体が融解すると説明されていました。なるほど、その理屈なら服まで溶けてしまう仕様にしたのも理解できる。この点の疑問はまた後々触れます。


ショッカー構成員というのは、下級戦闘員も含まれます。仮面ライダーに限らず、特撮の戦闘シーンでは撮影都合上の問題で倒された戦闘員は画面から消える現象は、遺体が溶けるためと説明できます。作中では幕間、そしてクモオーグ戦の前半が多数の戦闘員vs仮面ライダーの構図になっていますね。遺体は融解するという情報はクモオーグを討伐してからの後出しでございますが、ここのシーンを総合的に考えると、ザコ敵消失バグの理論化のための場面だったのではと思えます

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