映画ゆるキャン△ 感想

オープニング

軽快な裏拍クラップと一緒に

ミッ ミ ミ、(#)ファッ ファ ファ、

(#)ソッ ソ ソ、(#)ファッ ファ ファ、

ミッ ミ ミ、(#)ファッ ファ ファ、(#)ソ

とリズミカルに上下して最後に嬰ソ。

この行ったり来たりのメロディのうちで

高校時代の高校生や中学生のリンが点滅。

最後にそれまでの最高音で止まると同時に

大人のリンに定まり、作品の時間を固定。

まさに、オープニングの中で

それもイントロの約10秒間だけで

私たちは10年の時を跳躍したのですよ。

で、ビートに合わせ電車に揺られるリン。

桜通線は朝は使ったことないので

実際のところは分かりませんが

あんなに混んでる印象はなかったですね…

本当に大変なのは東山線です。

「とうやま」ではなく「ひがしやま」です。

そこはどうでもいいんですけど。

サビに入ったときのリンが電車の中で

音楽とピッタリに右へ左へ揺られてました。

映像に合わせて音を入れていく

レコーディングの手法である

「フィルムスコアリング」という技術です。

パンフレット見ると『全編』

フィルムスコアリングで作ったそうで…

音響の気合いの入り具合を初手で。

しかも実践で見せつけるのが良かったです。

そしてボーカルはいつもの亜咲花さん。

ゆるキャン△の明るい雰囲気にマッチした、

爽やかで、でも透明なわけではない歌声。

芯があって聴き応えがあります。

オープニングが終わると、

リンが勤めている出版社へカメラが入り、

BGMも変わっていきます。