第75話 結界
「ここか、意外とでかいな。
人は?あれ思ったより少ないな」
「まだ集まってないんじゃねーのか?」
「ああ、魔力は皆高いんだが人一倍高いのがボスだろ。
その周りの6人が幹部だろ、あと4人かな。」
ボスはシャルロッテさんと一緒くらいの魔力か。
普通に考えてやばいな。こんなのが何人もいたら
今の戦力だったら、日本じゃ勝てないんじゃないか?
俺が知ってる人たちだけってつくけど
とりあえず、結界張っておくか。
ここで紹介しよう今回の結界について
まあ、ヤタ幻術ありきの結界なんだけどね
俺の魔法で、指定内から出れないようにして、
それを幻術でカモフラージュするって単純なものだな
だから今回はヤタはずっと魔法具につきっきりだからおやすみだ
魔法具の方は内蔵された魔力がなくならない限り常時発動するし
大気から吸収してるからダンジョン外だとちと効率が悪いが
まあほぼほぼ永遠にできると思う。
「ヤタ、頼んだぞ」
「はいよ」
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「これで全員集まったかな?
斉藤さん、全員集まったと思います。
こっから侵入しようと思います」」
『わかった、こちらも包囲が完了した。
万が一外に出てもこちらで対処しよう』
「おねがいします」
よしこっからは俺のスニークミッションだな。
ちょっとワクワクするぜ!
まずはあの見張り二人だな
「なあ、今日はなんで幹部全員集まっているんだ?」
「今日話してただろ、どうやって挽回するかの
会議をするから警備は気合を入れろって言ってただろ」
「でもよ〜何にもおき.....」
「急に黙るなよ、お、おい.......」
ふう〜撃破っと。このままちゃっちゃと済ますかね
やっぱ、魔力はすごいけど実力はイマイチだな
パワーレベリングして中身がない感じかな
「ふあ〜」
「おい、真面目にやれよ。」
「どうせまだ俺らのことはバレてないだろ。
そもそも日本はスパイ大国なんだろ?
そんな優秀じゃないってことだろ」
「まあそうだが、は〜また神影さんサボりだろ今日
どうするよ、俺がなぜか怒られるんだぜ」
「まあ、どんまいだな」
「は〜嫌に.......」
「おい、俺より先に寝るなよ、あれ?.......」
神影って誰だ?話的に幹部か?
10人集まってるけど、一人秘書的なやつなのか?
やっちまったな、
「斉藤さん、一人幹部が来てないらしいです。
神影っていうやつが来てないっぽいです」
『神影くんか、龍王の副ギルマスだった人だ。
わかったこちらで捜索してみる』
「お願いします」
この奥に幹部たちがいるな。
わんちゃんバレるのを想定して捕縛に回るか
半分捕まえられれば御の字かな?
行くぞ、せ〜の!
「”黒祀牢”」
「何!翡翠練!」
「はっはっは!とんで火にいるなんとやらだ!
ここでつぶしちまっても構わね〜よな〜」
半分捕まえたか、上場だな
「やあやあ、犯罪者諸君!抵抗せずお縄についてくれると
ありがたいんだが、どうだい?」
「ふむ、思ったより子供だな。
あいにくと子供と戯れている暇はないんでね」
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