元勇者の気ままなVRMMO配信録

@kimkai

第1話 ゲーム初めてみた

「おお、これが【フリー・オンライン】か」


たった今届いたゲームを取り出し、しみじみと呟く。このゲームはありふれた名前にして、制作会社も有名どころな上、事前公開された内容も素晴らしくテレビでも扱われるほどの社会現象を巻き起こしたゲームなのだ。


あまりにも人気なため抽選となってしまい、倍率も100倍近くまで上がったとか。その倍率をくぐり抜け目の前にソフトがあると考えると、感傷に浸りたくもなる。


「早速ログインしよっと」


既にサービスは始まってるので、専用の危機にソフトを差し込み起動する。すると目の前で様々なチェックが行われ、ゲームのオープニングが流れる。世界を俯瞰したような映像が流れる。それはガチのマジで異世界ファンタジーの世界だった。


すると画面は移り変わり、自身の設定画面。昔から続く異世界ファンタジーよろしく、種族、職業、スキル、そしてステータスと設定できる。


名前はいつも使っている【ヤタ】でいいだろう。何を喜んでいるの?と聞かれることが多いがヤタノカガミやヤタガラスなどカッコイイところから取ってるんだぞと声を大にして言いたい。


そして種族は人間、エルフ、ドワーフなど王道もあるが、なんとゴブリン、オークなどの魔物種族もある。人間がいちばん普通でデメリットなしで選べる種族だ。エルフやドワーフなどの人間と友好な種族で、人間と違いプラスアルファの能力を持つ種族を選ぶ場合、【ポイント】を消費してしまう。


この【ポイント】厄介なもので、ステータスをあげる時、スキルを取得するとき、ましてやゲーム内通貨にまで変換できる者なのだ。魔物系や人間と敵対関係にある種族を選ぶと逆に【ポイント】が貰えるようになっている。それ相応のデメリッドあるのだが。


ここは普通に人間でいいだろう。レベルを上げていけば上位種族になれるし、お金を払えば転生して別種族になることもできる。そこら辺は失敗しても対策はできている。


人間を選んだおかげで、【ポイント】は初期値と変わらぬまま。次にスキルを選ぼうか。スキルは大まかに分けて3種類。バトルスキル、クラフトスキル、ライフスキル。読んで字のごとくだが、バトルスキルは戦闘系。クラフトスキルは生産系。ライフスキルはその他に分類される。事前に運営によって公開されたスキルを、勇士達が分かりやすいように分けた名前なので実際にこの表記がされることは無いだろう。


折角のゲームなら普段味わえない戦闘を経験してみたい。そんな方が数多くいるだろう。戦闘スキルには武器スキルと魔法スキルがある。武器を使うためには武器スキルがなければ使うことはおろか装備することが出来ない。魔法も魔法スキルがなければ使うことすら出来ない。俺は武器スキルの【剣術】を取る。他の武器も使ってみたいが、今はひとつに絞るべきだろう。魔法スキル、クラフトスキルはまだ考えていない。


ライフスキルは【気配察知】【攻撃強化】【剣戟強化】の3つをとる。初期値として20ポイントあてスキル取得にそれぞれ2ポイント使ったので残り12ポイント。残りはステータスに使う予定だ。ここで今のところのステータスをドン!


名前:ヤタ

種族:人間Lv.1

職業:


《ステータス》

体力:20/20

魔力:20/20

物理攻撃:10

魔法攻撃:10

物理防御:10

魔法防御:10

敏捷:10

器用:10

ポイント:12


《スキル》

【剣術Lv.1】【気配察知Lv.1】【攻撃強化Lv.1】【剣戟強化Lv.1】


となっている。初期値として10ずつ貰えている状態。最初はソロでやることになるだろうから、敏捷と物理攻撃に6ずつにしよう。


そして職業だが、実は期待しているより少ない。詳しく言うと最初に選べる職業は少ないのだ。武器スキルや魔法スキルを選んだものに応じた職業か【旅人】などの少し特殊な職業しか選ぶことが出来ない。職業によってはスキルやステータスにプラスに働くので、見合ったものを決めたい。勿論【剣士見習い】を選択。改めてステータスをドン!



名前:ヤタ

種族:人間Lv.1

職業:剣士見習いLv.1


《ステータス》

体力:20/20

魔力:20/20

物理攻撃:16

魔法攻撃:10

物理防御:10

魔法防御:10

敏捷:16

器用:10

ポイント:0


《スキル》

【剣術Lv.1】【気配察知Lv.1】【攻撃強化Lv.1】【剣戟強化Lv.1】


よし、これで行こう。決定ボタンを押すと画面が消え、チュートリアルが始まる。とは言っても最初は簡単なメニューの操作から。インベントリは50種類のそれぞれ100個までしか使えないとか、フレンドのなりかた、パーティーの組み方などなど。そしてとうとう戦闘へ。


《目の前のノーマルボアをソードスキル【スラッシュ】を使って倒してみましょう》


そうして目の前に現れる手本。ソードスキルは指定のモーションをすると自動で技を繰り出してくれる。その上同じ攻撃よりもソードスキルの方が威力は高い。


俺は指定のモーションをして【スラッシュ】でノーマルボアを倒す。


《このフィールドにいるノーマルボアを3体倒してみましょう》


今度は動きの指定なしで戦えとのこと。うん、やっぱりソードスキルはない方が戦いやすいや。だし気合い入れてやっていきましょ。


見つけたノーマルボアの近くまで行くと、相手もこちらを見つけて雄叫びをあげる。そして勢いをつけて突進をしてくる。


俺はそれをひらりと余裕を持ってかわして、ノーマルボアの首に向かって剣を繰り出す。


「うーん。切断する勢いで斬ったんだが、ステータスが低いのか武器の質なのか、それともそもそも切断できるようにプログラムされていないのか。まぁ、この程度ならヒットアンドアウェイ使うまでもないかな」


どんな戦いでも王道のヒットアンドアウェイ。ソロだと無駄にケガできないので自然と慎重な戦いになるが、これくらいならば慎重になる意味は無い。突進して急ブレーキをかけているノーマルボアに走って近づいて後ろから剣を振る。


「2発でようやく半分か。さっきソードスキルでワンパンだったけど、そんな攻撃に差があるか?」


1体目のボアはそのまま斬りつけて撃破して、2体目はソードスキルのみで倒してみたが、3発で余裕を持って倒せた感じだった。


「ソードスキルは1.3倍とかか?同じ動きを再現したつもりだけど、システム的には火力はだいぶ違うんだな。ソードスキル扱いにくいけど、使った方が効率的に倒せそうだな」


続く3体目もソードスキルでさくっと倒す。


《職業【剣士見習いLv.2】になりました》


《職業レベル、種族レベル、スキルレベルが上がると【ポイント】を獲得します。獲得した【ポイント】を使って新たなスキル、ステータスの上昇、ギルへの変換をすることが出来ます。1度使用してしまうとやり直すことは困難です。慎重に使いましょう》


《これにてチュートリアルを終了します。第1の街【フォースター】に転移します。転移酔いにご注意ください》


転移酔い?と疑問に思ってるうちに視界が切り替わり、広々とした平原から広場へと変わった。


「まだチュートリアルの最中か?それともキャラクリ?」


実はキャラクターの姿を変えることもできたのだ。俺は事前に専用のツールで既に姿を作ってあったのでダウンロードするだけで終わった。以外にマイナーだからみんな今キャラクリしてるのかもしれないな。


ちなみに俺の姿は肩にかからない程度に伸ばした銀髪の細マッチョ。やはり細マッチョ。時代は細マッチョなのだ。ムッキムキでもよかったがスピードを活かして戦いたかったので、細マッチョにしたのだ。銀髪にしたのは特に意味は無い。なんとなくカッコイイから。ちなみに目の色は碧。


「これだけ空いてるのも珍しい。早速外にレベリングに行こう!」














唐突な話なのだが、俺は前世の記憶がある。社会人にもなって何言ってんだ、と思われるかもしれないがガチガチのガチなのだ。しかもこのゲームと同じように異世界ファンタジーでしかも勇者。


だからといって魔法が使えたり、前世のチートな身体能力がある訳でもない。しかし戦闘経験というものは己の体に嫌という程染み付いている。前世では魔王とも戦った。四天王を名乗る魔族とも戦った。戦隊ロボに匹敵する大きさのドラゴンとも戦った。


つまり何が言いたいのかというと、目の前の突進しか能がないサイズも小さく動きも遅いただのイノシシ程度じゃ相手にならないのだ。


「ふわぁあ。前世だと戦闘を楽しいとか思ったことはなかったけど。流石にこんな退屈だと楽しい戦いを求めたくもなるな」


別に自分はゲームガチ勢では無い。ストーリークリアや裏ボス撃破まではやるが、その後の対戦ややり込み要素まではやらないぐらいの人間だ。


VRゲームはこれが初では無い。しかし異世界ファンタジーの世界観と合わせたゲームはこれが初だ。MMOもこれが初。要するに


「前世だと楽しめなかった要素を楽しみたい。前世は生まれた瞬間から戦い漬けだったからな。戦闘というものを楽しんでみたい」


というわけでノーマルボアしか現れない平原を抜けて、森にやってきた。しばらく歩いているとくさむらから緑色の小人が飛び出してきた。名前を見るとプレイヤーの色ではなくNPCを表す白色、その中でも敵対を表す赤色で文字が囲われている。


「これがゴブリンか。前世とは似ても似つかないが。プレイヤーもゴブリンを選ぶからそれと差がつかないように配慮してあるのか?」


自問自答して考えを整理しつつ、記憶との違いがあるので剣を構える。どんな攻撃をしてくるか予想できないからだ。


よく見るとゴブリンは短剣を構えている。武器ドロップするのかな。ノーマルボアは肉と革しかドロップしなかったけど。レアドロとかもあるのかね。


ゴブリンが短剣を構えて突撃してくる。あれ、まさかのワンパターン?フェイント······ってのも有り得なくはないけど、あんだけ大振りに剣を振りかぶっててフェイントってことはないんじゃないかなぁ?


まぁ、手のリーチも武器のリーチも俺より短いから、近づいてくる前に剣で武器を持ってる手を斬り裂く。手を斬られて武器を手放すゴブリン。NPCも痛覚あるのか?まぁ、武器を手放したなら丁度いい。そのまま無防備なゴブリンに【スラッシュ】をうちこむ。


《スキル【剣術Lv.2】になりました》


《ソードスキル【ホライゾン】を覚えました》


《モーションについてはヘルプをお読みください》


ふむふむ、【ホライゾン】は簡単に言えば横斬りか。【スラッシュ】は斜めに斬る技。このまま行けばLv.3で【バーチカル】縦切りかな?


《【錆びた短剣】を獲得しました》


おっ、やっぱり武器ドロップかな。でも錆びてるしなー。短剣って【剣術】あれば使えるのかな。


「あ、装備できた。でも短剣でソードスキルやるとリーチ短いから不利だよな。今装備してるのもショートソードで不利っちゃ不利だけど。この森ゴブリンしか出ないのか?ゴブリンいるならオークもいそうだけど」


ゴブリンがいるならオークもいると思え。前世の言葉だ。オークは体が大きく強いが頭が弱い。だから小賢しいゴブリンはオークに貢物などを与えて守ってもらう。


「そういやステータス上げてないや」




名前:ヤタ

種族:人間Lv.1

職業:剣士見習いLv.3


《ステータス》

体力:20/20

魔力:20/20

物理攻撃:16

魔法攻撃:10

物理防御:10

魔法防御:10

敏捷:16

器用:10

ポイント:3


《スキル》

【剣術Lv.2】【気配察知Lv.1】【攻撃強化Lv.1】【剣戟強化Lv.1】


「レベル上がりにくいんかね。いうてもまだ1時間くらいしかやってないけど。種族レベル結構きついっぽいな。とりあえず物理攻撃に振ればいいか」



名前:ヤタ

種族:人間Lv.1

職業:剣士見習いLv.3


《ステータス》

体力:20/20

魔力:20/20

物理攻撃:19

魔法攻撃:10

物理防御:10

魔法防御:10

敏捷:16

器用:10

ポイント:0


《スキル》

【剣術Lv.2】【気配察知Lv.1】【攻撃強化Lv.1】【剣戟強化Lv.1】


「今のところ魔法使う予定ないからMPと魔法系あげる必要はないと。生産もいつか手を出したいけど、今はいいかな。器用はまだいらないと。ダメージは喰らわんからHPも防御もいらんと。スキル増やしてもいいけどなぁ。無闇矢鱈に増やしてもって感じなんだよな」


ぶつぶつ言いながら森を進んでいく。道中現れるのは短剣持ちのゴブリンのみ。ゴブリンの上位種とかはレアモブなのかねぇ。このまま行けばエリアボスに当たるはずなんだが。


エリアボスは次の街に行くために倒す必要のあるボスだ。1番初めは少し強いボスが出てくるはずらしく、1度倒せばそれ以降は最初より弱いボスになる。


この当たりの敵もいわばチュートリアルみたいなもんだし、さっさと倒して先進みましょうか。

そしてしばらく進んでいると


《ここから先はエリアボスが居ます。1度入ると勝敗が着くまで出られません。エリアボスと戦いますか?》


ここからボス戦なのか、確かにこの先開けてるから戦いやすそうだ。だけどボスの姿が見えないな。やっぱ戦って初めて分かる感じか。てことはこの先ボスは初見攻略が基本になるのかな。敵と戦って情報引き出して負けるとか、デスペナ痛いし。


このゲームのデスペナはかなり厳しく設定されている。所持金が半分になり、装備していた装備のうちランダムで1〜3個ロストする。そして最後に街に寄った時点のステータスとインベントリに戻されてしまう。要はその時のレベリングや素材集めの時間が無駄になり、一軍装備を失くす最悪の結果になってしまう。まぁ、ステータスダウンなどはないから、軽く見る分には大丈夫なのかね。


「勿論、YESだ」


そういうと森の奥から2mを超えるデカブツが歩いてきた。豚が二足歩行しているかのような姿で。そうです、皆さんの予想通りオークです。


オークは槍を持っていて長さは1mくらいはある。ショートソードが50cmくらいだから武器のリーチは倍近くあるのか。それに体格差もあるし、さすがファンタジーだわ。一般の物理法則当てはめたら人間不利すぎる。それでも勝てちゃうからファンタジーなんですねぇ。


俺は軽く剣を構えてオークを見る。雄叫びが終わるや否や、槍を構えて突進してきた。モーションだけで言えばゴブリンと同じ。だけど自分より一回り以上でかいヤツがやるだけで威圧感がある。


ふむ、両手で槍を握っているから手を切ってもそのまま突っ込んでくるだろう。それにエリアボスがそう簡単にひるむとは思えん。ひとまずは回避だな。


オークの突進をひらりとかわして、その後の動きを観察する。エリアの端まで行くと突進をやめて再度雄叫び。それしか能がないんかお前は。


「なんか平原からここまでワンパターンすぎるんだが。ここまでチュートリアルじゃんか」


雄叫びを上げているボスに近づいて【ホライゾン】そして【スラッシュ】を連続で放つ。


「ブモオオオ!!!」


攻撃されたことで怒りの雄叫び。そして槍を構えてようやく戦う気に。槍を突き出したり、薙ぎ払ったり、槍を用いた攻撃を繰り出してくる。それをしゃがんだり、左右に避けたりしながら軽く打ち合う。


「うん、やっぱり退屈だ。腕力はオークの方が上だけど、それ以外の技術も速さも読みも全部俺の方が上だ。これじゃ赤子をあやしてるのと変わりない」


そう言いながら、オークの攻撃をかいくぐって確実にダメージを与えていく。1人だとボスのHPの減りが遅いが、それでも半分まで削る。


「ブルモォォォオオ!!!」


そして一際でかい雄叫びで俺は少し動けなくなる。


「んー、スタン状態?このシーン目に焼き付けろと?」


オークは槍を片手でぶん回し、やる気満々アピール。俺は動けないので見ているしかない。チラッと見るとスタンの表記が。スキルに【スタン耐性】あるから取ろうかな。こういうでかい隙に攻撃叩き込めないの不便だな。


「ようやく動けるな。さて動きは何が変わったかな」


期待して動いてみるも、変わったところと言えば力が強くなって少し早くなった程度。技術面では何も変わらず、戦っていても楽しいことは何も無い。


「首を落とせたら楽に倒せるんだけどなぁ。暗殺者の職業とかないんだろうか。あったら一撃で倒せたりして楽だろうに」


ちびちび削っていき、そして1時間くらいでようやく討伐。こんだけかかってたら耐久戦と何ら変わりないな。


《エリアボス【オーク】が討伐されました》


《第2の街【レベガ】が解放されました》


《これらの情報はワールドアナウンスとして流れます。名前は公開しますか?》


めんどいし、しなくていいや。NOで。


《【オークの槍】を獲得しました》


《【オーク肉】を獲得しました》


《【オークの鎧】を獲得しました》


《初討伐報酬【2ポイント】獲得しました》


《称号【エリア解放の先駆者】を獲得しました》


《称号【ソロスレイヤー】を獲得しました》


《職業【剣士見習いLv.4】になりました》


《スキル【剣術Lv.3】になりました》


《ソードスキル【バーチカル】を覚えました》


《スキル【気配察知Lv.2】になりました》


うーん、色々流れてきたな。とりあえずステータスっと



名前:ヤタ

種族:人間Lv.1

職業:剣士見習いLv.4


《ステータス》

体力:20/20

魔力:20/20

物理攻撃:19

魔法攻撃:10

物理防御:10

魔法防御:10

敏捷:16

器用:10

ポイント:5


《スキル》

【剣術Lv.3】【気配察知Lv.2】【攻撃強化Lv.1】【剣戟強化Lv.1】


《称号》

【エリア解放の先駆者】【ソロスレイヤー】



ほほう、称号とな。確かステータスに乗ってる情報ならスキル【鑑定】とかなくても見れるんだっけ


【エリア解放の先駆者】

初めてエリアボスに勝利した者に送られる称号。

エリアボスとの戦闘時全ステータス1.1倍


【ソロスレイヤー】

エリアボスにソロで勝利した者に送られる称号。

ソロでの戦闘時全ステータス1.1倍


称号にも効果があるのか。それにしても1.1倍か。かなり強いな。同じレベルで同じステータスの振り方をしていても俺の方が全ステータスが高くなる。このゲームでのPvPの扱いは分からないが、それでも万が一に備えておくに越したことはない。


「とりあえず次の街にでも行きましょうかねぇ」



━━━━━━━━━━━


この作品は思いついた時に書いてるので投稿頻度は不定期でなんなら、バタッと途切れるかもしれません。その時はすみません


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