異世界に転生して魔王に俺はなるんだってばよー
@kaimon924
第1話 おれ、異世界に転生して魔王になるんだ(それフラグ
厄年ってあるんですね。それまでそれなり順風満帆だったのが、段々とつらくなっていく。今までと同様には行かない。
他人様を育てるよりも、自分でやった方が早い。言われたことを言われたとおりにやって、後進に伝えるよりも、自分の身体に合うように最適化していくほうが愉しい。日々コレ改善。ヒヤリハット対策はお早めに。
うむ、我ながら立派な「一人親方」だ。”主君を持たない素浪人”だと思って居たが、これは社会人、じゃなかった「会社人」としては、はみ出すほうです。
というわけで、過労死☆一直線、気付けば「魂のお部屋」での面接。向かって左側の方がツッコミで、右がフォロー、真正面が裁判官サマです。
「もう、こんな脆弱な身体はゴメンだ! ちょっと頑張ると、あちこち痛むし、ちょっと疲れると、すぐに発熱するし! もし人間なら、最高の強度を持った肉体に、今すぐ転生させることを要求するぅ!」
「いやいや、そうは言っても、人間には限界があるから」
「しかし、一理、いや、「一分の理」くらいは、ある。魂と身体が、これほどまでにミスマッチであったケースは、珍しい」
「その脳味噌だけが、筋肉で出来ていたんだなあ。よろしい、次」
「結論、早っ」
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