黄色看板の中華屋

 中華料理の店の看板は何色だって良い。どんな色でも大して変わらないとは思うのだが、黄色看板の中華屋は黄色に強く拘っている。というのも、他の色にしたら不幸が続くかららしい。まあ、俗に言う占いとか、予言とかに従っている。そんな人だというのは理解している。ただ、いつまで続くんだろうというのが今の感想だ。何せ、閉店した店が立ち並び、開いてる店はごく僅か。それに、ここら一帯は最近、景観条例の対象地域になったと聞く。

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