黄色看板の中華屋

 僕ら夫婦が2人とも元気だった昔、よく通っていた店があった。そこは中華が専門の飲食店で、近所でも美味しいと評判だったとか。とはいえ、悲しいかな。とある外食チェーンが、黄色看板の中華屋と言われるような店をここに出店してから、元あった中華料理屋からは、どんどん客足が遠のいてしまった。そして、元の中華屋が店を閉めて、その影響で他の店も閉店して。今じゃ、閉店した店が立ち並び、開いてる店はごく僅か。正直、寂しいよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る