黄色看板の中華屋

 夜遅く。終電間際の電車に乗り、駅に着く。すると、おやすみモードの商店街が、私を出迎える。いつもの夜。いつもの日常。周りを見渡しても、閉店した店が立ち並び、開いてる店はごく僅か。でも、こんな時間でもなぜか開いてる店がある。


 黄色看板が目印の、古い中華屋だ。しかし私は忙しく、1度も入ったことが無い。美味しいのだろうか。お腹が鳴ると同時に、涎が垂れる。明日は休日。たまにはここで、食べて帰るのもアリかもしれない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る