第27話 5/17 体力と年齢と存在

 なんでこんなにも体力がないのだろうか。

 すぐ疲れる。

 私が司会進行した会議。時間配分も人のリアクションも気にして進行しなきゃいけない。

「では、次なんですが・・・。」

 こちらの言葉を聞かずにパソコンをジッと見つめている人。自分は関係ないと思って聞いている人。眠そうな人。

 色んな人がいる。人の気も知らないで。


 お前らが率先してやらないから俺がやってるんだぞ。


 こんな気持ちが湧いてくる。

「・・・。」

 でも違う。この状況にしたのも、そこにいるのも自分の責任なのだ。

 早くどうにかしなければ。

 もう43だ。


 急げ急げ

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