45.自分を愛せるようになった少年とその相棒の関係性萌えを語る
幻空林まで
流羽・烏狼様作(X:@aro_ruu)
https://estar.jp/novels/26055969
fromあろ to流羽・烏狼
お揃いの黒い羽と湖面のネックレス
※アクセサリー写真は近況ノートから
https://kakuyomu.jp/users/yamachi_s/news/16818093086187941239
何となく察されている方も多いと思いますが、やまちは自己肯定感が高い方です。自分のことが好きか嫌いかと言われれば、迷わず好きだと答えられるレベルに。
なので、主人公の流羽・烏狼くんをはじめ、多くの人が抱える自己肯定感の低さという普遍的なテーマを、ファンタジーという形で表現されているのを見て、まず目から鱗でした。
それから、「幻空林」という内なる世界の描写が非常に美しくて。特に「葉は一枚一枚がシュラシュラ輝いて、雨露を優しく受け止めている」といった描写がやまちはお気に入りです。独特ながらも目に浮かぶような表現力が本当に素晴らしいなぁと。
自分の内なる世界がこんなにも美しいのに、同時に自分のことを「脆くて器の小さい魂」と表現あたりの、自虐的なユーモアとのバランスも絶妙と感じました。
あと、あろくんが可愛い。自分にこんな可愛い相棒がいて、さらに「どんなキミでも愛するし、どんな時も味方でいる」なんて言われたら、ただでさえ高い自己肯定感が天元突破の爆上がり待ったなしですわ。何か嫌なことがあったとしても、自分を肯定してくれる存在がいるとわかっているだけでダメージが全然違いますからね。
どんなに完璧ではない自分でも、受け入れることで新たな世界が開ける、「自分自身を愛することの大切さ」を改めて教えられたと感じるそんな小説です。現代社会を生きる私たちにとって、心に響くものがあることでしょう。
ふたりがこれからどんな冒険に出かけて、どのように関係性を深めていくのか非常に興味深いです。
さて、アクセサリーのお話をば。
作者様からのリクエストは「『あろ』から『流羽・烏狼』へのネックレスのプレゼント」です。
作中でも羽から生まれたチョーカーをお揃いで着けている描写があるので、まずそれに則り黒のフェザーパーツを用意。
これだけでも結構カッコいいのではと思ったのですが、このお話は「自分を愛せるようになった」というポジティブなテーマ。黒だけではちょっと物寂しいなと。そこで、作中に出てきた湖と湖を彩る泡をイメージして制作したレジンチャームを追加してみました。黒とカラフルなチャームのコントラストでいい感じに仕上がったのではないでしょうか?
今回はここまで!それでは解散ッ!!
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