22.しゃべれない少女とおしゃべりなウサギの関係性萌えを語る

【章紋のトバサ】

オロボ46様作(X:@orobo46)https://kakuyomu.jp/works/1177354055311624778


fromイザホ toマウ

デニム地のコサージュ

※アクセ写真は近況ノートから

https://kakuyomu.jp/users/yamachi_s/news/16818093077155124586



 華奢な目隠れマスク少女におしゃべりな白ウサギのコンビという初手から嗜癖をくすぐってくるこちらの小説。

 ただ、いざ蓋を開けて味わってみると、バイオレンス×ミステリーという真っ赤で鉄の味が濃い作品でした。

 物語の主軸となってくる5人の少女が犠牲になった10年前の奇猟殺人の描写が生々しく、随所で良いスパイスになってくれています。

 また、作者様渾身の『下書き共有ギミック』というシステムがさらに物語に深みを与えてくれていました。こういったギミック搭載ができるのもWeb小説ならではだなと。

 登場人物や事件についてまとめられた「イザホのメモ」と紋章や住民たちの新たな一面を垣間見る「サイドストーリー」とが自分もイザホちゃんとマウちゃんの隣に立って一緒に鳥羽差市で生活しているかのような錯覚に陥らせてくれることでしょう。ホラーとミステリーとノベルゲーム好きな方にぜひおすすめしたいなぁと。

 あと、イザホちゃんとマウちゃんの隣で物語を見られる利点はふたりの相思相愛っぷりを間近で堪能できることですね。逆に疎外感を感じ始めるかもしれませんが、それは御愛嬌。あれです、天井とか壁と下記の木漏れ日とかになって推したちをそっと見守りたい方向けです。



 さて、アクセサリーのお話を。

 イザホちゃんからマウちゃんへのプレゼントということでリクエストいただきました。うさちゃんへのプレゼントは作ったことがなかったので少々悩みました。ブレスレットや指輪はサイズ感がわからないし、イヤリングやヘアアクセサリーは痛そうだし…と。

 最終的に不思議の国のアリス意識で懐中時計風のブローチという手もあったのですが、ふたりのお互いを一番大事思っているベストフレンドという関係性に着目し、何かお揃いを意識させるもののほうが良いかなと思い至りました。

 というわけで、イザホちゃんのデニムマスクとのリンクコーデで、デニム地のコサージュが完成。デニムリボンの上に同系色のオーガンジーリボンを重ねたことで、華やかさもアップ。せっかくなのでラインストーンと共に懐中時計のチャームも飾ってみました。

 花は青い薔薇のイメージです。花言葉は「夢叶う」「奇跡」なので、ふたりの関係性にもぴったり。

 マウちゃんのタキシードとシルクハットとも相性がいいんじゃないかなと思います。


 …やまちの勝手なイメージですが、マウちゃんはもらいっぱなしを良しとしなさそうなのでイザホちゃんにちゃんとお返し考えるんじゃないかなぁ。モノでも食べ物でも良いですが、このふたりはそのへんの妄想も捗りますね(⁠「⁠`⁠・⁠ω⁠・⁠)⁠「



 今回はここまで!それでは解散っ



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