第1話:I made friends just because I'm Japanese !?

さあ、記念すべき第1話は私が日本人というだけで友達ができた話です。


私たちが泊まっていたのは、日本でいう青少年の家と学校の寮を足して2で割ったような施設。


併設する学校に通う学生に加え、私たちのように語学研修や留学でやってきた外国人もそこで生活していました。


その宿舎にやってきて2日目の夜。

敷地内の食堂で夕食を済ませ、友達と部屋に戻っていたとき、急に話しかけられたのです。


「日本人ですか!???」


って。しかも2回も。


まず1人目はインドネシアの子でした。

どうやら日本のアニメ、特にハイキューが好きらしい。

その子とはインスタを交換して、そのあと用事があったので一旦解散しました。


そしてお次はタイのおふたり。

なんでか分かんないけど日本が好きらしい。

日本語もすごく上手だった。

丁寧に日本での私の名前は「アイナ」だって自己紹介してくれました。

アイナの友達は、ミドリ。

ミドリはタイの名前の意味からアイナが考えてくれた。

本当にかわいくて明るい子たちで、話しててめちゃくちゃ楽しかったので、1時間くらいベンチで話してました。


どうやらその夜、彼女たちの団体で集まる約束があったらしく、彼女たちの仲間が続々とベンチに集まってきて、そのみんなとも友達になった。


アイナとミドリは漢字だったらこう書くよって教えたり、他の子たちの名前の意味を英語で聞いて日本の名前を命名したり??


逆に私たちの名前の意味を聞かれたんだけど、“みのり”を英語で表現するの難しくて答えられなかった。なんかいい表現ないかしら。


私の友達は夏の音でかのんって言うんだけど、「サマーサウンド!!!」言うてた。

そのままやん。笑


そんな感じでこの夜のミーティングは、彼女たちが帰る日まで続きました。


なんかめちゃくちゃお菓子とかラーメンとかもらったから、私も日本のお菓子あげたんだけど、アイナが次の日「みのり!せんべいは本当においしいよ!」って言ってくれた。かわいい。


おにぎりせんべいは世界最強らしいです。

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