第2戦!『勇者の欲望』の短編を改変~やったことないことをしよう!【気になるのを捨て去る方法②】
そう思い立ったものの、これって面白いんだろうかと悩む、蒼井星空ですこんにちは!
なにをしているか?
これ↓です。
1つ目。
<魔王視点>
「さぁおいでください。私は逃げも隠れもしません。
これがあなたと私の最後の戦いなのですから。
余計な邪魔者がいるのは不満ですが全力でお相手いたしますわ!」
期待が膨らみます。
魔神のせいでこの想いをあなたにぶつけるのはまだ先のことになると思いますが、今はただ戦いましょう。
<勇者視点>
「さぁ行こう。この扉の向こうに魔王がいるはずだ。
作戦はオレが魔王を強襲するから女騎士は聖女を守れ。
聖女は突入と同時に聖句を唱えてセイントクルスをぶっ放す。いいな!」
素直に頷く2人。
どんなに酷い企みを持っていたとしてもあの神々しい魔王を倒さないと始まらないから、今はまだ従順だ。
2つ目。
<魔王視点>
そうです、魔族たちにはバレていないのです。
それをいいことに私はこれを使って愛しい勇者様を眺め続けていたのです。
でもまさか魔王討伐のあかつきには勇者様を捨てようとたくらんでいるなんて酷いですわ……。
泣く勇者様を、どうにか慰めたかった。
<勇者視点>
そう、聖女達にはバレてないんだ!
それをいいことにこいつらの悪巧みや浮気現場もバッチリ確保してやったぜ!
でもまさか魔王討伐のあかつきには俺を捨てようとたくらんでいるなんて酷いよな……。
それを見たとき、こんな俺でも泣いた。
3つ目
<魔王視点>
「勇者よ!我が四天王の敵を討たせてもらおう」
胸が苦しい。でも楽しいのだ。
目の前にいる勇者様の凛々しい表情と優雅な剣技につい求婚してしまいそうになります……だめですわね。
衝動を必死に抑えて、私は杖と魔法で剣を防ぐ。
<勇者視点>
「勇者よ!我が四天王の敵を討たせてもらおう」
声がやばい。脳が溶けそうだ。
しかも、そのキリっとした素敵な表情を前にしてつい求婚してしまいそうになる……いかんいかん。
衝動を必死に抑えて、オレは剣を振るう。
みたいな感じです。
似たような文字数で同じような場所に改行を入れて、可能なら漢字とか意味合いを合わせたり対比させたりしながら、魔王視点の話を書いております。
脳の体操をしているみたいです。
これ、勇者を追放してざまぁされる聖女も同じようにできたら凄い気がするけど、パズル感すごくて脳がつかれそうな上に、それぞれ別の話として読んでいただく読者様にはきっと理解されないであろうという……。
完全な僕の自己満足じゃね~か!!!!!!
それでも一応やってみるけども……。
<勇者視点>
やあみんな!オレは勇者だ。
今日はあの可愛い魔王との決戦だ!
<魔王視点>
こんばんは。私は魔王です。
今日はあの優しい勇者様との対決です。
<聖女視点>
ごきげんよう。私は聖女です。
今日はあの憎き魔王との対決です。
くっそ難しい!!?
実は通じ合ってる勇者と魔王と違って、聖女は完全に意見が逆……(ぴくぴく)
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