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  • 第1話 中立主義のススメへの応援コメント

    六野みさお 様

    はじめまして。
    森下巻々と申します。

    《日本のメディア(特にテレビを中心とするマスメディア)》がそうであるのは、ナショナリズムとは、あまり関係ないと思います。
    そのほうが視聴率がとれるだろう(実際にそうなっているかも本当は疑わしいのですが……)とか、面倒な議論を起こさないほうが社内で評価されるとか、そういうことでしかないと思います。本当にナショナリズムがあったら、ナショナリストがいたら、日本人のために活発な議論を起こすようなことをしていると思います。《本来中立的であるべきなニュース》というのは無理な話です。大谷選手をアップで映しているカメラは、ほかの選手は映せない訳ですから。

    読ませていただき、僕が思ったのはそういうようなことでした。

  • 第1話 中立主義のススメへの応援コメント

    「大谷はすごい→大谷は日本人だ→私も日本人だ→私もすごい、という論法で、大谷に自分自身を重ね合わせて自己肯定感を上げようとしている」というのは正論かもしれないが、距離が遠い人のことを自分ごとのように感じる作用を持っていなければ、国民国家などは機能しなくなるだろうし、スポーツ選手を応援することだって成り立たない。つまり、これらは文明人が当然のように持ち合わせている機能だと思う。

    また「中立主義は意外と楽しいものである。難しいことは必要ない」とあるが、私はそう簡単なことではないと思う。なぜなら歴史を振り返れば、人類は偽り(偽りかもしれない)神や国家、救世主(ナポレオンやヒトラーなど)に熱狂し、帰依してきたからである。人は確固たる個人を持ち、中道を進めるほど強い生き物ではない。


    そして、「地球の生命体全体のために、自分の役割を考えるべきである」というのも一見博愛を説く素晴らしい教えのように思えるが、重大な点が抜け落ちている。それは、自分自身を愛するという教えである。仏教でもキリスト教でも、又エーリッヒ・フロムの『愛するということ』においても、博愛にいたるためには、まず自己愛が必要だと説いている。自己愛を説かずに博愛から教えるのは、社会的に良くないと思いました。

    最後に、長々と偉そうなことを書きましたが、六野みさお様の主張自体には共感できるとこも多く、拝読できて良かったです。
    もし、このコメントが気に入らないのなら、削除していただいても構いません。

    作者からの返信

     素晴らしいご意見をありがとうございます。おっしゃる通り、人は確固たるアイデンティティを持つことは難しく、だからこそ他人に自分を重ねて熱狂したくなるのでしょう。一定の自己愛を持つことは非常に重要なことですが、現代人はなかなかそれができないようです。

  • 第1話 中立主義のススメへの応援コメント

    中立主義、中道を進むのは難しいですね。
    どうしても、どちらかに揺れてしまいます。

    大物?お笑い芸人の問題、宝塚歌劇団のイジメ自殺の問題、日本テレビによる原作改変による漫画家自殺の問題

    こういう時、私は弱者側を応援してしまいます。

    作者からの返信

     感想ありがとうございます。人によってどんなものを応援したくなるかはさまざまです。弱者側を応援するのが好きな人もいれば、その反対もいます。判官贔屓という言葉もありますが、弱者を応援することは強者を支援させようとする権力者に抵抗する手段の一つとして評価できます。