放課後迷宮攻略〜俺の家迷宮に付きレベルアップ〜
四季想歌
俺の家迷宮?
俺、
だけど、なんのステータスもスキルも目立ったものは無く所謂最下層の部類として扱われていた。
そんなこともあって、家族からは疎まれ、学園でも居場所という居場所は殆ど無かった。
才能もなければ一般的なスキルだけが多いと言うなんとも器用貧乏な感じのステータス、どれだけ足掻いても変わることの無いもの、そう思っていた。
話は少し変わるが、この世界には
それは俺が産まれる前、やく50年ほど前になるのだろうか?その時に最初に現れた東京の迷宮、今はSランク指定とされてSランク探索者以外立ち入り禁止の区域となっている。
そんな迷宮だが、今では世界に数十種類ある迷宮そんな迷宮を探索する者たち所謂世界から素質のある者たちを集めて育てると言った機関学校が、今俺がいる場所で日本には6箇所ある。
その中で俺は唯一の落ちこぼれとして東京の学校で最下位な実技として登録されている。だけどそれでなぜ入れたのか?なんて思うかもしれないが、所謂筆記試験がこの学校の全問満点合格者だからだ。
所謂知識やそう言った、危機管理・備え方・魔物や迷宮ボスなどのあらゆる事を俺は勉強してあの家、家族から逃げたかったのだ。
そして念願の合格だけど、寮に入るお金もないので変えることしか出来ないのかと思っていたが、爺ちゃん俺を家族の誰よりも大切にしてくれた爺ちゃんが残してくれた家を僕に譲ってくれたから、当面の心配は免れた。(悲しい話だが爺ちゃんは俺に家を譲った後、笑顔でこの世を去った)
そして俺は、今爺ちゃんから貰い受けた家で暮らしている。
話が長くなったけど、そんな迷宮を探索する者として俺は、できる限りの事をして兎に角、平穏に暮らせたらなんて思うが、しかしそんな運命のいたずらなのか。
それとも俺にそう望まない奴らがいるのかは分からないが、俺が朝目覚めたら。
爺ちゃんの部屋が、迷宮化していた。形状はもはや禍々しいほどに扉が物騒な黒へと変わっていて、瘴気のようなモノまで漂っている。
明らかにあの東京の迷宮と同等いやそれ以上の瘴気が出ているのでは?なんて思うかもしれぐらいに禍々しい。
だけど、俺は今日学校は休日のため、装備を整えてこの迷宮を探索しようと、命知らず、愚かな行為などと思われるかもしれないが、それでも自らの手で探索してこそ、真の探索者だと思える。だから
「俺は奴らを見返すために、どんな事をしてでも俺という存在を全うする!!」
そう言って俺は、装備類を整えて扉の中に入る。そして世界が俺に新しいスキルを授けてくれる。恐らく唯一持っている者は、俺しかいないと言える程に、特別なスキルそれは〘魔使い〙と言う魔物や魔に関するモノを仲間に出来る唯一のスキルである。
主人公のステータス一覧
名前:
Lv:2/100【上限Lv100】
HP:23/23
MP:34/34
MTD:41
固定スキル:〘魔使い〙NEW
スキル:〘鑑定〙〘調合〙〘収納〙〘弱点看破〙〘気配察知〙〘罠感知〙〘テイム〙NEW
魔法属性〈闇・水〉
〔あとがき〕
作者から一言
#探索系の成り上がりバトル作品
#主人公と配下にした魔物たちと現代で成り上がる魔王扱いファンタジーです。
面白そう!続きが見たいと思う方はフォロー、『★★★』の程よろしくです。
追伸:ステータスは変化があり次第最後に表示する予定です。
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