第3話 『もう、そうなんです』 3 

 『コレハ、フィクション デス。』


     🙊


 あるひ、株式会社超一流出版、から電話がありました。


 『やましんさんの、『もう、そうなんです。』をミニミニ文庫で出したいと思います。』


 『ぎょわー🐤 はい。よろしくお願いいたします。原稿料は?』


 『100円です。』


 『うっ、そらもう、100円でも、10円でも。』


 『じゃ、10円。』


 『いや、なら、100円で。』


 『わかりました。了解しました。』



 ああ、これこそが、人生、最初で最後の栄光でした。


 でも、超一流出版株式会社は、かなり、もうかったらしい…………



 もう、そうなんです。


 

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