第2話 『もう、そうなんです』 2


 ぼくは、最後をふるさとで迎えたい。


 簡単なことみたいですが、大きな障害があります。


 ふるさとの家は、父が売ってしまって、ないよ!


 しかも、ふるさとは、やたら都市化して、地価が高いぞ。


 なら、借りるしかないか。


 いやいや、死ぬ日に居ればいいんだあ。


 まてまて、そりゃ、迷惑至極だろ。


 浮浪おじさんが、白旗公園で死んでいますよ。


 では、まずいのだ。


 花も嵐もない。


 やましんなのですよ。


 やましんが、帰ってきて、ついに、行き倒れたのだ。

  

 なにか、ドラマが必要だろう。


      🌬️


 さみしいな。


 それでは、だめなんだ。


 どうするか?

 

   😤😤😤😤😤😤


 もう、そうなんです。

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