あなたはあの時、他の誰かとは明らかに違っていた。


色が白く、年の割にはっきりとした顔立ち


ただ帰り道が一緒だったから、毎日顔を会わせていたから


私はあなたを好きになった。


好きになったという概念が何を意味して、それがどう心と体に作用するかなど


全く頭になかったあの日。


白く濁りのない肌が私の醜さを少しやわらげてくれたのだと思う。


あの日には思わなかった。あの日があんなに幸せだったことに。


自分でもうんざりするような空間で、反吐が出るほど気味の悪い画像が目に入ってくるよ。


眠って夢を見るか、過去の美しかった思い出を必死に思い出すほか


今の人生に慰めは無い。

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