5「虹色の花束をあなたに」

ねぇ、虹色って好き?虹色ってさカラフルって感じなのがいいよね。


自分は虹色が好きなんだ。


おっ、同じだね。


だから必ず、雨上がりの日は空を見上げているんだ。虹を探しているんだ。


僕は大学生。君は?


高校生か。


高校3年生?


ほー。青春だなぁ。


あ、大学2年生。


あぁ、ナンパじゃないよ笑


えだって僕は彼女がいるからさ笑


彼女はね虹色の反対とも言われてる黒が好きだからさ


あんま趣味が合わなくてさっ、笑


彼女とも最近会えてないし、


そろそろ別れようかなぁ~、ってね


あ、ごめんねあんま知らない人に愚痴をこぼしちゃってね、笑


出身はこの辺?


あぁ、一緒だ


僕もこの辺の育ちだよ


そうだ


君の悩みも聞こうかな!


愚痴を聞いてもらったからね笑


え?


ほんと?笑


夢をバカにされたって?


あーわかるかも


僕もその時辺りにバカにされててさ、


泣きたくなる日々だったんだよね


でもさ?


自分の夢って無限大じゃん


努力すれば夢は叶えられるから


負けずにがんばろ!


彼氏も作っときなついでに


彼氏できたら奇跡?笑


じゃあその奇跡も叶えられるように願ってるよ


今僕もちょうど夢叶えようとしてるからさ


お互いに頑張ろうね


あそうだ!


君にプレゼントするよ


レインボーローズの花束プレゼントする


家に飾ろうと思ってたんだけどさ


君にプレゼントする


じゃあ頑張ってね!


また会おうね!


ばいば~い!





     「虹色の花束をあなたへ」   fin.

___________________________________



レインボーローズ意味


「無限の可能性」  「奇跡」



虹色の花束


「多様性」     「調和」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

2024年度 小説短編集 すそ @sonori

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る