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「おはよぉ、未亜里」


「おはよ、幸也」


幸也は小さい頃からの幼馴染


私も幸也も小さい時に両親を亡くしていて、


小学生の頃とかはよく叔母さんとか幸也の叔母さんとかが


よく家に来てくれて世話をしてくれた


だけど叔母さんも体力的にうちに来れずに、


幸也がいつも私のお世話をしてくれた


たまに叔母さんも手紙をくれる




「そうそう、叔母さんから手紙来てたから、あとで未亜里も見とけば?」


「ん~そうする」


叔母さんはもう私たちが高校生だと分かっていたから


自分たちがいかなくても成長できると思っていると。


でも叔母さんも病気にかかっていて


ずっと入院しているからうちに来れないと。


だからずっと幸也に任せてたとか。


「叔母さんも大変だな、がんばらないと私が。」


そう思いながら、学校行く支度をした


「じゃあごめん幸也!先行くね!」


「うん!いってらっしゃ~い!」


「いってきます!」


幸也にはいつも家事をやってもらっている。


実際言って、私の料理よりも幸也の料理の方が美味しいから


私が料理とか家事をするのを避けてるだけなんだけどね笑


幸也は学校に事情を話して、遅刻してもいいことになっている


その影響で、幸也は友達に陰口を言われることも


なきにしもあらず。




でも幸也がやってくれていることにいつも感謝しながら

学校へ向かった。


今の生活は、幸せだけど幸せじゃなかった。


学校でも笑われて過ごす

いじられる日々が続いた


正直、

いじられるのは苦ではなかった。


だけどそれが続くから

苦しくて

辛くて

めんどくさい気持ちだった



きちんと幸せを掴めるような生活を過ごしたいな。


神様。


幸也と幸せに暮らせる人生を過ごしたいです___.









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幸せの魔法 すそ @sonori

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