異世界転生してやることもないのでぶらり旅
だらったった
第1話 異世界転生ってまじであるんだ...
俺の名前は
ぶっちゃけ俺はこの職業で成功している。金も結構入るしね。
「YouTubeも20歳から始めてもう4年経つのか、、、」と独り言を呟く。そうだった悲しいことに彼女いない歴=年齢なのだ。24年もパートナーがいないとなると正直泣きたい。
まぁそんなことは言ってられない、とにかく今日の分の動画を投稿してどこか行こう。
〜その頃異世界では〜
「国王様、3000年ぶりに魔王が復活したとの事です」 と兵士が言う。
「どうすんの!?魔王復活したの!?」驚いた様子で自分のキャラを忘れたように国王が。
「これは新たな勇者達を召喚するしかないかと...」国王の周りに仕えていた兵士達。
冷静を取り戻した国王が口を開き、「3000年に渡って守られてきたあの召喚儀式をついにする時がきたようじゃな...」
〜場面は更に変わって〜
「俺達2-2のクラスが一番楽しいわ!!」やんちゃそうな生徒の声。ここは高校生の教室のようだ。
「強ヶ丘高校は名前の通り部活も強いしなんでも強いからこの高校でまじよかったー」ギャルっぽい女子生徒もいるようだ。
「もうすぐ進級だわネ、あんたらと離れるのも寂しいワ」オネエ口調の生徒が話す。ガヤガヤとした雰囲気で、楽しそうだ。
「さて、動画も投稿し終わって散歩しに来たけど、外からちょっと高校見てみよ。」羨ましい目で見る平野原。
「青春してていいよなぁ...俺もあんな高校生活に戻りたい...」
そう嘆いた時、辺りが眩しく光る―――――
「うわっ!?何だ?」
「フォッフォッフォ。30人の勇者達の転生成功じゃな」国王が優しく笑う。
「ここはどこなんだ?」やんちゃな生徒が。
「そうよ、ここはどこなの?」ギャルっぽい生徒。 クラス全員が口々に言う。
国王「まぁ落ち着くのじゃ。話をしよう。」「あな たたちは魔王を倒すために転生してきた勇者一行なのだよ」
「え?」「まじか?」「ホントかよ?」クラス全員が動揺する。
国王「魔王はいずれ世界を支配し、破滅させようとしている...全員に能力、役職、ステータスがついている。全員で協力し、魔王を倒すのじゃ!(うわ言えたーこんなかっこいい事初めて言っ
たーわしかっこよ)」
やんちゃな生徒「ここで暮らすのも悪くないけ ど、世界の命運が掛かってる。魔王を全員で倒すぞ!!」
クラス全員「おー!」
国王「全員にコイン、武器、必要最低限の物は配った。全員で世界を救って来い!」
クラス全員が意気揚々と城から出発する
その後、「うわー!」城内部の真上から落ちてくる平野。遅い。
国王「誰じゃ?さっきの者達と同じ歳とは思えんのだが。」不思議がって国王が言う。
平野原「こっちが言いたいんですが?ここどこ?」
国王「ここは城じゃよ。お前も転生者なのか、しかしどうするものか、あげるコインも少ないが...とりあえずステータスを見るか...」
国王 「普通じゃな」
平野原「え」
「普通は..こう...最強スキルとか..カンスト
ステータスとか...」
国王 「あるわけないじゃろ。それは数万人に1人の確率じゃよ。」
平野原「スキルだけ教えて下さい!」
国王「ポケットじゃよ。アイテムとかが自分の空間で出し入れ出来る。最強じゃないけどまぁまぁ強い能力じゃからそう落ち込むな。」
平野原「はい...」
国王「3コインしかやれないが、これで旅でもしとれ。自分の新しい目標が見つかるかもしれんよ?」
平野原「はい...」
国王 「さぁ行って来い、勇者はもう足りてるから、旅商人にでもなるか、なんでもして来い」
平野原「行って来ます...」
城を出た平野原。平野原の悲しい背中を見る兵士と国王。まだ旅は続く。
国王「あ、地図とか大事なもの渡すの忘れておった。まぁいいか。」
兵士 「だめでしょ」
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