第43話 愛してるからこそ

ーーー2人は涙がかれるまで泣き叫んだ

私達はずっと下を向いたまま


私から言わないと…そう思い彼に言った

「愛してたわ、さようなら」と一言


そう彼女は言った。

俺は何も言えずに去って行く

彼女を見つめた。行かないでくれ


愛してるからこそ、君を離したくなくて、

ずっとそばに居たい、死んでほしくなかったと、思いがつのる。だからこそ彼女は、俺を突き放すために、この青い桜へ来てくれた。


俺は前に進まねばならない。

さなえのくれた大切な思い出を

心(むね)に。


たける「さなえ、愛してたよ、今でも。

だから俺もう泣かないよ。また、いつか会える日まで。」


人はそれでも前に進むしかない。

時はいつの日も止まらず次へと進む。

幸せも悲しみも過ぎていく。


悲しみはふとした瞬間に思い出す、

写真であり、映像であり、様々で

そしてみな涙を流し、君を愛してたと

思い出す、思い出はいつまでも

辛いことも嬉しいことも、心にある。

それを大切に。前へと進むのだ。


ーーー2人は涙がかれるまで泣き叫んだ

私達はずっと下を向いたまま


私から言わないと…そう思い彼に言った

「愛してたわ、さようなら」と一言


そう彼女は言った。

俺は何も言えずに去って行く

彼女を見つめた。行かないでくれ


愛してるからこそ、君を離したくなくて、

ずっとそばに居たい、死んでほしくなかったと、思いがつのる。だからこそ彼女は、俺を突き放すために、この青い桜へ来てくれた。


俺は前に進まねばならない。

さなえのくれた大切な思い出を

心(むね)に。


たける「さなえ、愛してたよ、今でも。

だから俺もう泣かないよ。また、いつか会える日まで。」


人はそれでも前に進むしかない。

時はいつの日も止まらず次へと進む。

幸せも悲しみも過ぎていく。


悲しみはふとした瞬間に思い出す、

写真であり、映像であり、様々で

そしてみな涙を流し、君を愛してたと

思い出す、思い出はいつまでも

辛いことも嬉しいことも、心にある。

それを大切に。前へと進むのだ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る