【主な登場人物】
はくすや
本の読み方、投稿小説の読み方
本の読み方は人それぞれだろう。
紙本の場合は、一冊の本を最後まで一気に――ゆっくり読むときも他の本に浮気をせず――最後まで読むはずだ。知らんけど(笑)
中には数冊の本を同時進行で読む人もいるかもしれない。
私も数冊くらいならそうしている。通勤の途中で読むもの。家でじっくりと読むもの。それ以外にスマホでカクヨム小説を読んだりしている。
並行して何冊も読む場合はいくつか注意が必要だ。同じジャンルを同時に読むのは避けた方が良い。特にミステリーはそうだ。
昔、横溝正史の『本陣殺人事件』と『悪魔が来りて笛を吹く』を同時に読んだことがあった。指が欠損した人物が双方に出ていて、こんがらがったことがある。横溝ファンには叱られるだろう。こんがらがるなんてありえないとお叱りを受けそうだ。
以来、同時並行で何冊も読む場合は、なるべくジャンルは重ならないように気をつけている。
ミステリー、純文学、エッセイなどなど。
本来は一冊の本を最後まで読んでから次の本に行くべきだと思う。
しかしそれができない人間もいるのだ。
そして投稿小説サイト。ここからが本題である。
投稿小説サイトはいわゆる立ち読みができる本屋だ。
そこに並んでいる小説は現実の本屋の書籍数を上回る。それが無料で読めるとなると、同時並行で読みたくなるのが筋というものだ。
しかしここにひとつの問題が。
ジャンルが重ならないようには読めない。
同時並行で50作ほど読むと――そんなことやめれば良いのだろうが――どうしても同じジャンルができる。ファンタジー、ラブコメ、現代ドラマ……
どうしてもこんがらがってくる。
漫画週刊誌を読むのとは違い小説には絵がない。少年ジャンプの連載物を読んでいてこんがらがることはない。絵を見て数コマも読めば、前回のあらすじが浮かび上がってくる。
しかし小説の場合、絵柄の違いで見分けることができず、何行か読んでみて、ああこの話だったか、と思い出すのだ。
みなさんはどうやって読んでいるのだろうか。
特に問題は登場人物だ。日本人の登場人物だと人名の読み方がわからなくなっていることがある。第一エピソードや初登場エピソードには確かに読み方がふられているが、それを知っていて当然というばかりに二回目以降はふられない。
ふりがなを つけて欲しいな 毎回ね
日本人の名字は読み方が多彩だ。「山内」が「やまうち」なのか「やまのうち」なのか。「茂木」が「もぎ」なのか「もてぎ」なのか「しげき」なのか。「新家」が「しんや」なのか「にいけ」なのか「にいや」なのか。
特に最近は名字も名前も珍しく凝ったものをつける傾向があるから、忘れてしまうとわからない。
だからせめて、エピソードごとに最初はふりがなをふって欲しい。
少なくとも私はそうしている(ドヤ顔)
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