エピローグ

あれから10年の歳月が流れた。


直樹、美穂、健太、絵里子は、それぞれの道を歩みながらも、友情の絆で結ばれていた。


直樹は、ベストセラー作家となり、心の声に従って生きる人々の物語を紡ぎ続けていた。彼の作品は、多くの読者の心を打ち、生きる勇気と希望を与えていた。


美穂は、自身の陶芸工房を開き、多くの人々に創作の喜びを伝えていた。彼女の作品は、自分らしさと他者とのつながりを表現し、人々の心を温めていた。


健太は、世界中を旅しながら、教育支援活動を続けていた。彼の情熱は、多くの子供たちの夢を支え、人生を変える原動力となっていた。


絵里子は、心理カウンセラーとして多くの人々の心の支えとなり、自己啓発セミナーを通して、自分自身と他者を愛する大切さを伝えていた。


4人は、年に一度、「ハッピーデイズ」で再会し、それぞれの幸せを分かち合っていた。時間が経っても、彼らの絆は変わることなく、深く強いものになっていた。


「幸せの形は一つじゃない。だからこそ、私たちは自分らしい幸せを見つけられたんだよね」と美穂が言うと、全員が笑顔で頷いた。


「そうだね。そして、この絆もまた、かけがえのない幸せなんだ」と直樹が言葉を続けた。


4人は、互いの幸せを祝福し合い、これからも自分らしく、幸せな人生を歩んでいくことを誓った。


それぞれの幸せの形を見つけた4人は、その後も、多くの人々に希望と勇気を与え続けたのである。


(完)

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