第19話 警察
ブシャァァァァァァァ
ロックの腕が吹き飛んだ!
※出血はしておりません。
「何⁉︎なぜ…時を止めたはずだ!おかしい!
俺は時間を止めた…はずだが、なぜソードンは動いているんだ⁉︎」
直後、ロックの体が粉々になってしまった。
ソードンが呟く。
「今の技は、抜刀してないように見えて、実は視認できないほどのスピードで抜刀と攻撃と納刀を行っているの。
チラリズムこそ正義だと思っている私が開発した私だけの技…」
「な、なんでええええ…」
再生したロック。普段の性格に戻って言った。
「お前強すぎだろ!なんで時間止めたのに動けるんだよ!それぐらい速いって訳か!」
「ロック〜♡」
「あ、やべ」
ソードンが彼に抱きつき、ギュギュギュギュギュギュギュと骨を折り砕く音を出した。
「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ(汚い高音)」
「えぇ…(困惑)」
↑セレナ
↓ソードン
「そこの女は誰⁉︎教えてロック!早く!まさか浮気⁉︎」
「
てかそもそも俺とお前は付き合ってないだろ!」
「あらそう…てか、モコローとハンマードはいないの?」
「「あ、そうだった…」」
塔の外からサイレンが聞こえる。おそらく警察が来た。
「やべぇ事になったな…早く
「モコローさんとハンマードもいないし…どうしましょうか⁉︎」
「いや、探すしかなくね?何か良い案とかあるか?」
「な、無いです」
水筒のような形の警備員がイラつき始める。
「あの、ソードン殿…早く2人を捕まえてください。
我々では対処できません」
「あぁそうだった。ロック、実は私…新しい仕事を見つけたの。
派遣された場所や人の警備をする仕事。良いでしょ?だからロックと
モコローとハンマードも見つけ次第捕まえるから、まぁ許して♡釈放されたら今度こそ一緒にデートしようね?」
↓ロック
「ハァァァァァァマジか」
「でもロックさん、さっきの時間停止のやつ使えば良い勝負くらいには…なるんじゃないすか?」
↑セレナ
「いや、時間停止使えなくなっちゃった…」
「えぇ…」
「おばはん、お困りのようでw私の勝ちね。ロックは渡さないよ?」
「私まだ年若いですよ!自分で言うのもアレですが…」
ソードンの煽りにセレナが若干乗る。
「あーなんか疲れるわ。ナルがいてくれれば良いんだけどなぁ」
↑ロック
◇◇◇
モコローとハンマードが動き出した。
「なんか時間が動き始めたね」
「そうだな。とりまロックとセレナとナルを探すぞ」
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