ダイエットに関する功罪~瘦せることそれ即ち健康じゃなく

神無月ナナメ

第1話

 齢を経ることで身体の無理が利かなくなり最近なぜかダイエットについて考える。

若い頃からアトピーによる運動嫌いで体質改善など理解しえないバイク乗りだった。


 アレルギーの概念が理解されにくい時代に生まれ育ったことで面倒ごとを避けた。

幼少期に苦労した結果だろうか自らの血脈を繋げることが恐ろしいのかもしれない。



 残念ながらと表現していいのか大多数の人類は遺伝子的な影響から逃れられない。



 両親から継いだペアの遺伝子には優劣があるため変異が起こると症状が発生する。

確率で半々になるが体に関連する様々な遺伝子はタンパク質の影響下で継承される。


 もちろん男女差は無関係に世代を経て発現することがあり兄弟すら異なってくる。

両親は軽度で病院レベルじゃなくても子供の一人だけ重症化する可能性は割と高い。



 人間誰でも変異遺伝子を持ち少しなら身体的症状を起こす可能性自体が低くなる。



 だがしかし劣性遺伝子が同じ親なら変異が揃った子どもが生まれる確率は上がる。

その状況下で必須のタンパク質が形成できずに四分の一で症状が起こることになる。


 子どもに症状が起こると両親はどちらも保因者と推測できるが男女間で差はない。

親族まで含め症状を持つ人がいなくても先天的な遺伝疾患がある子どもは生まれる。



 これが原因だろうと断言できない完治しない先天性疾患は障がいと呼ばれている。

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