富岳空襲セリ!!
北海道の美幌、千歳、旭川の重爆基地を飛び立った富岳は、
怒涛の大編隊を組み、クマの住居を目指す。
念のため高度は最大の13000mで飛行。
元はB29なので与圧はバッチリ。
戦闘空域では念のため酸素マスク必須だが。
当時のクマ空軍機は作戦高度が3000~5000m程度。
だが万一でも不時着すると不味いので整備は万全にしておいた。
クマ国家上空では低空を戦闘機が出撃してるが、我々の飛ぶ高度には届かない。
さすがにクレムリン破壊して往復は無理だろうって??
まあソコは講和したドイツ空軍基地で燃料を補充して貰います。
ヂツは俺がヒットラーを脅してね。。。
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深夜、ヒットラー御殿にて・・。
「ヲイ、チョビ髭伍長起きろ!!」
「ウムウム・・・って誰だ!!!」
「俺だよ俺!!」
「俺オレ詐欺かよ!!ってもしかして魔王か??ヤーパンの??」
「ウム、話が分かって良いな。所でチョビ髭。
そろそろ連合国入りしないか?今ならロシアをくれてやるぞ。」
「・・・ロシアをか??」
「ウム、日本は領土に関心は持たない。
代わりに太平洋を支配するのだ。欧州全土は諦めて、
ロシア全土を盗るのはどうだ??」
「魅力的話だが・・ニホンに利はあるのか??」
「我が日本は陸軍を消し海洋国家として再起してる。
大陸なんざ邪魔なのだ。くれてやるからさっさと講和しろ。
ユダヤが目障りならシベリアを与えれば良いだろ??」
「・・・もし、断れば。。」
「俺は魔王だ。たかが人間の支配者如きに恐れる事は無い。
ニューヨークを破壊したのは俺だぞ。
ベルリンも廃墟にしようか??」
米軍が関与してないので、1943年のベルリンはまだ平和だった。
ユダヤ政策も前史程では無い。
だが魔王を怒らせれば・・俺は殺されるであろう。
見た目はまだ青年だが、身体に纏うオーラは・・・
彼に似てる。
そう、ルーデルにだ。
ルーデルよりも更に強いのは当然だろう。
何せNYを壊滅させたと言う実績は恐ろしい。
あのアメリカを屈服させたのだ。
我がドイツ帝國と言えども、逆らえばタダでは済まない。
どうするべきか・・。
「・・・・分かった。魔王に従おう。
ユダヤはロシア占領後、シベリアに送れば良いのだな。」
「ウム、それとクレムリンや工業地帯を新鋭爆撃機で破壊する。
ドイツ基地で燃料と帰りの爆弾を補充してくれ。
あ、ウラジオストックは貰うぞ。」
「まあ我が帝國にも利があるし、良かろう。
ではヤーパンと講和した事で連合国にも話を通しておく。」
「ウム、明日にもイギリス総督府に通信しておく。
敵は赤軍のみとな。」
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こうしてドイツとの密談を終え、ドイツは日本経由で講和。
同時に連合国入り。
ソ連は日本に敵対した事で連合国から自動的に外れ赤軍国家とされたのだ。
着陸予定はベルリン郊外の空軍基地。
日本との往復なら厳しいが、片道交通ならB29でも可能。
おっと富岳だった。(;^ω^)
今回の爆撃には俺も同行してる。
まずはクレムリン宮殿を廃墟にしないとね。
独裁者さん!!(^^♪
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