正義は我等にアリ!

主人公のヤマダです。

アメリカから資源ゴッソリしたせいでアメリカは南方、ニュージーランド、

アフリカアラブ地方の原油と強奪を繰り返してるそうだ。


たまらないのが連合国。

ドイツとの対戦でも悲鳴が出てるのに、アメリカまで敵対。



そこで連合国首脳部が我が帝國に打診して来たのだ。

世界平和のために太平洋戦域拡大し、米帝を抑えて欲しいと。


構想してた願っても無い案だった。

前世では真珠湾奇襲で宣戦布告前の空襲だと言う事で日本が悪の帝國と

連合軍全体から叩かれ袋叩きに逢い壊滅した。


だが本事案は連合国側から米帝を抑えて欲しいがために正義を名乗れるのだ。

アメリカが資源欲しさに他国侵攻するのは分かってた事。


日本側からの要望としては、資源を守る際、資源を対等の金で

引き取りさせて欲しい。

売値は平常価格にて。


と、連合国側からして見れば有難い話。


戦時なら奪われても文句は言えないのに、日本側は購入打診。

しかも戦費の請求もナシ。

ただし機密のため、武器支援は容赦してくれがこちらの希望。>新鋭機や艦艇など。


ただし旧式武器兵器なら輸出可能と告げると大喜び。


96式艦戦、旧陸軍の戦闘機や複葉戦闘機は古いとは言え、

積雪の多い欧州では有難いそうだ。

特に戦備の少ないフィンランドなどの北方地帯では、

水冷エンジンの多いイギリス機は扱い難いそうで、

日本の旧式空冷エンジン複葉機が欲しいと言う。


日本側も不要となる旧式機が役立つなら・・と、護衛空母数隻に満載し、

護衛駆逐艦に守らせ欧州に出荷。

途中Uボートに狙われるが、駆逐艦に返り討ち。

>出航前に連合国に加盟と世界に宣言済。


アメリカが歯ぎしりするが、ドイツ側から米独伊三国同盟を打診され、

今世ではアメリカが枢軸国となる逆転現象。

B17をドイツ、イタリアに出荷しイギリス空襲を目論むと言う。


日本はイギリスに飛燕の機体のみの出荷を打診。

川崎側が試作した前世の飛燕にマリーンエンジンを搭載した所・・。


速度の乗りも良く機体も頑丈。>音速付近まで急降下可能です。

設計図も付けて代金代わりに?と言うと大喜び。

ハリケーンの生産を取りやめホーカータイフィーンと命名され欧州の救世主と名付けられる。


何せ落下タンクを装備すれば3000kmは飛べる優秀機。

それが開発期間ゼロで入手出来たのだから大喜び。

ハリケーンが引退し練習機に格下げし、ホーカータイフィーンがデビューすると、

凄まじい威力を発揮。

Me109が護衛で飛来するとスピットが燃料切れで着陸してもタイフィーンは

何時までも空に居座り、Me109が燃料切れで避退するまで空を守る。

援独機のB17が空襲に来てもスピットと共に膨大な火力でB17の装甲を破り、

イギリスの救世主となるのである。

難点は機銃弾だけがたった各門300発しか搭載出来ない事。

だが、20mm機銃を4門を二門ずつ発射すれば良いのでネ??と川崎の

技術者に告げられ、制御スイッチを足して4門同時と二門同時に設定。

おかげでかなりの長い時間、空で頑張れると新RAF(ロイヤルエアフォース)の

主力機となる。


また旧式機も北方の厳寒地帯で油をストーブで暖めるだけで使える機として重宝。

機銃も13mmを装備した事で充分、現代戦でも通用。

対地攻撃でも貴重な戦力として奮戦。

積雪時期には固定脚をソリに変えて戦えるので、厳寒時期にはドイツを圧倒。

>Bf109は飛べず、スツーカもソリで飛ばすと運動性激減。


アメリカも日本からの援護機が活躍するとは・・と歯ぎしりしたのは別の話。

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