最強の元トップランカー、転移後は仲間を集めます
おふとん
1 プロローグ
俺は佐藤
「これ、今日までにやっといて」
そう言って差し出されたのは書類の山。
「少し量多く無いですか?」
そんな言葉遠く虚しく、さっさと帰る上司。周りも結構残っているようだ。
「いつから家に帰ってないんだっけ……」
ふと、カレンダーを見ると6日前に赤い印が付いている。その日も着替えを取りに帰っただけだが。
「今日も帰れそうにはないな。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「シ……ガ様……私……待っ……から……い……でも……」
眩い光の中で消えゆく1人の美しい女性。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「……寝てた……仕事しないと……」
目を擦りながら夢に出てきた女の事を考える。
「なんか、見たことあるんだよな……」
仕事で日付け感覚が狂っており、1年前でも最近ではあるのだが。
「よし! 終わった。帰れる!」
書類をしまおうと机の引き出しを開けた時、その中には自然の光景が広がっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます